関東対北海道連絡輸送
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/10 09:51 UTC 版)
「商船三井フェリー」の記事における「関東対北海道連絡輸送」の解説
高速バスと苫小牧 - 大洗航路を組み合わせた連絡切符として2006年より「パシフィック・ストーリー」、2012年より「マリンきっぷ」シリーズを設定している。パシフィック・ストーリーは当時の旅客営業部長の発案で発売され、乗用車を持たない旅客にも気軽に利用してもらえるよう東京発着の商品として考案された。 切符名愛称区間発売開始備考東京・札幌連絡きっぷ パシフィック・ストーリー 東京駅 - 札幌駅 2006年12月15日 宇都宮⇔札幌連絡きっぷ 北関東マリンきっぷ 宇都宮駅 - 札幌駅 2012年7月2日 2020年3月23日より発売停止 水戸市内→札幌連絡きっぷ(北海道中央バス)水戸→札幌連絡きっぷ(茨城交通) 茨城マリンきっぷ 水戸駅 - 札幌駅 2013年7月1日 利用可能交通機関 商船三井フェリー(苫小牧西港フェリーターミナル - 茨城港大洗港区 大洗港フェリーターミナル 夕方便のみ) 茨城交通 路線バス50系統(大洗派出所入口・大洗フェリーターミナルバス停 - 水戸駅北口) 北海道中央バス 高速とまこまい号(札幌駅バスターミナル - 苫小牧フェリーターミナル) JRバス関東・茨城交通 みと号(水戸駅 - 東京駅八重洲南口)「パシフィック・ストーリー」のみ利用可、2018年7月17日から2020年4月19日には大洗フェリーターミナル直通便を運行) 関東自動車・茨城交通 北関東ライナー(水戸駅 - 宇都宮駅)「北関東マリンきっぷ」のみ利用可、2020年3月23日より運休中 バスの乗車券は関東側・北海道側の両方でそれぞれ2日間(フェリー乗船の前日及び当日、下船当日及び翌日)有効であり、連絡切符の使用中に水戸や大洗、苫小牧で宿泊することができる(ただし、各乗車券は途中下車前途無効)。また「パシフィック・ストーリー」東京発のみ斜里バス「イーグルライナー」(札幌駅前ターミナル - ウトロ温泉バスターミナル)の500円割引券がセットとなっている。 購入・利用方法 まず、電話を通して商船三井フェリーの予約センターでフェリーの船室を連絡切符を利用する旨と合わせて予約する。続いて出発地のバス会社窓口で代金を支払い、バスの乗車券とフェリーの乗船券引換券がセットになった連絡切符を受け取る。バスの乗車券はバス利用時にそのまま使用でき、フェリー乗船券引換券は乗船するフェリーターミナルでの乗船手続き時に窓口で乗船券と引き換える。なお、連絡切符の料金は最も安い船室を利用した場合の料金なので、上級船室を利用する場合は船室予約時に希望する等級を伝え、フェリーターミナルでの乗船手続き時に等級変更により発生した差額を支払う必要がある。 過去の設定 2019年9月までは、以下の3切符が「パシフィック・ストーリー」の姉妹商品として以下の3切符が発売されており東京発着の高速バス連絡きっぷを「ストーリー・シリーズ」と総称していた。 切符名愛称区間発売期間備考東京・富良野連絡きっぷ ふらの・ストーリー 東京駅 - 富良野駅 2008年6月1日 - 2019年9月30日 北海道中央バス 高速ふらの号(札幌駅BT - ふらの駅前バスターミナル)とのセット 東京・旭川連絡きっぷ あさひかわ・ストーリー 東京駅 - 旭川駅 2009年6月15日 - 2019年9月30日 北海道中央バス・JR北海道バス・道北バス・北海道北見バス高速あさひかわ号・高速流氷もんべつ号・高速えんがる号(札幌駅BT - 旭川駅前バスタッチ)とのセット2018年までは北海道中央バス旭川BT発着。 東京・小樽連絡きっぷ おたる・ストーリー 東京駅 - 小樽駅 2010年4月1日 - 2019年9月30日 北海道中央バス・JR北海道バス 高速おたる号(札幌駅BT - 小樽駅前ターミナル)とのセット
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