間瀬垣家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 06:28 UTC 版)
間瀬垣 勤(ませがき・つとむ) 演 - カンニング竹山 本作の主人公。40歳。元中学校の教師で、現在はタクシー運転手。職場では「マセさん」と呼ばれている。 本人のやる気の無さもあって営業成績は悪く、月10万円程度と収入も良くない。妻子が居るが、日々家庭での立場が狭く、居心地が悪い環境で過ごしている。 ある日、勤務中に一匹の三毛猫の野良猫『御子神』と出会う。その猫に癒されるようになってから、仕事の合間にちょくちょく公園に顔を出してはエサを与えに行くのであった。 役を演じた竹山は、ドラマ撮影当時は自動車の運転免許資格が無く、原付運転免許しか取得していなかった(竹山は2013年に普通自動車の運転免許を取得)。そのため通勤シーンでは自転車を使い、タクシーを運転するシーンではトレーラーでけん引されながら撮影を行った。 間瀬垣 真亜子(ませがき・まあこ) 演 - 鶴田真由 勤の妻。中学校の教師。内心、夫のことを気に掛けているが、世間体を気にするタイプ。 当初は『御子神さん』を飼うことに反対していた。表向きはペット禁止のマンションに住んでいること、教師という手前それがバレた時(ルール違反を堂々としているため)教育者としての立場がない、といったことを挙げていたが、本音は若い頃に実家で犬を飼っていたことがあり、その犬が死んだとき悲しんだ経験を『御子神さん』に対してもしたくなかったからだった。ちなみに、その飼っていた犬の名前は『つとむ』。 間瀬垣 瑠璃(ませがき・るり) 演 - 山下リオ 勤・真亜子の娘。中学3年生で、高校受験を控えていて勉強に忙しい。父のことは、少し鬱陶しく思っている。猫好きで、『御子神さん』を飼うことを快諾してからは、勤の味方に着くことが多くなった。 御子神(みこがみ)さん 演 - みーすけ(猫) オスの三毛猫「御子神」。オスの三毛猫は非常に珍しく、出生率が数十万分の一といわれている。テレビドラマ版では年齢は明示されていないが、映画版では15歳の設定。実際は、テレビドラマ放送時点で8歳とのこと(公式ホームページより)。 百足市にある、とある公園の土管の中に住んでいる。『御子神』と書かれた名札が付いた首輪をしている。時々勤にエサを貰ったりタクシーの中に乗り込んだりしているうちに、間瀬垣家の一員となる。 野良猫になる前はちゃんとした飼い主がいたが、その人は既に故人となっている。
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