長野農工研E-2号【ナガノノウコウケンE-2ゴウ】(きのこ類)
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登録番号 | 第13292号 |
登録年月日 | 2005年 6月 22日 | |
農林水産植物の種類 | エリンギ | |
登録品種の名称及びその読み | 長野農工研E-2号 よみ:ナガノノウコウケンE-2ゴウ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 社団法人長野県農村工業研究所、中野市農業協同組合 | |
品種登録者の住所 | 長野県須坂市大字須坂787番地1、長野県中野市三好町1丁目2番8号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 城石雅弘、雨宮秋実、床尾力哉、滝澤孝夫、市村昌紀 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、分譲された菌株どうしを交配して育成されたもので、菌さんは平形、大きさはやや小、菌柄の形が下太の施設栽培向きの品種である。菌糸密度はやや密、菌叢表面の色は白色、菌糸生長最適温度は中である。菌さんの形は平形、紋様は筋状、表面の突起は無、大きさはやや小、中心部の色は淡灰黄色、厚さは中、肉質はやや軟である。子実層たくの菌柄への付き方は中、幅はやや狭、色は淡灰黄色である。菌柄の形は下太、長さはかなり長、菌さんの直径と菌柄の長さとの比率はやや小、太さは太、色は黄白色、肉質はやや軟である。子実体の発生型は株状、有効茎数はかなり少、発生最盛期までの期間及び菌かき後発生までの期間はやや長、生育最適温度はやや低、収量性は多である。「農工研No.1761」及び「農工研No.1978」と比較して、菌柄の形が下太であること、有効茎数が少ないこと等で区別性が認められる。なお、「農工研No.1761」及び「農工研No.1978」との対峙培養において嫌触反応を示す。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成13年に出願者の施設(長野県須坂市)において、「農工研No.1761」(愛知県林業センターより分譲)に「農工研No.1978」(長野県林業総合センターより分譲)を交配し、その菌株の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、14年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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