開田早生【カイダワセ】(食用作物)
![]() |
登録番号 | 第13299号 |
登録年月日 | 2005年 9月 13日 | |
農林水産植物の種類 | そば | |
登録品種の名称及びその読み | 開田早生 よみ:カイダワセ |
|
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 長野県 | |
品種登録者の住所 | 長野県長野市大字南長野字幅下692-2 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 村山敏、林久喜、中山利明、桐山英一、荻原英雄、斉藤栄成、荒井好郎 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、長野県木曽郡開田村の在来種から集団選抜法により育成された固定品種であり、主茎長はやや短で育成地(長野県塩尻市)における成熟期はやや早の高冷地向きの品種である。草丈及び主茎長はやや短、節数はやや少、茎色は淡紅、分枝数はやや少である。葉の形は中、花色は白、粒型は3稜型である。果皮色は濃褐、1株稔実粒数は多、子実千粒重は中である。開花始、開花期、開花最盛期及び成熟期はやや早、生態型は中間型、製粉歩留り及び耐倒伏性は中である。「信濃1号」と比較して、草丈が短いこと、開花最盛期が早いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成元年に長野県中信農業試験場(塩尻市)において、長野県木曽郡開田村の在来種から開花期・成熟期に着目して集団選抜法により選抜、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
- 開田早生のページへのリンク