長野農工研B-1号【ナガノノウコウケンB-1ゴウ】(きのこ類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第11228号 |
登録年月日 | 2003年 3月 17日 | |
農林水産植物の種類 | ぶなしめじ | |
登録品種の名称及びその読み | 長野農工研B-1号 よみ:ナガノノウコウケンB-1ゴウ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 社団法人長野県農村工業研究所、全国農業協同組合連合会 | |
品種登録者の住所 | 長野県須坂市大字須坂787番地1、東京都千代田区大手町一丁目8番3号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 西澤賢一、横関透、宮下和博 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、野生種(北海道産)の子実体から組織分離して育成されたものであり、菌さん中央部が灰茶色で、菌柄の形が細長の施設栽培向きの品種である。菌さんの大きさは中、断面は丸山形、中央部の色は灰茶色、周縁部の色は浅灰茶色、肉の厚さは薄い、肉質は軟である。斑紋の多少は少、大小は小、分布の状態は周縁部以外、明瞭度は明瞭である。菌しゅうの色は黄白色、並び方は正常、幅及び密度は普通である。菌柄の長さは長、菌さんへのつき方は中心生、形は細長、菌さんの直径と菌柄の長さとの比率は2.1以上である。菌かき後の最適温度における子実体収穫までの期間は20~25日である。子実体の発生型は株状型、収量は121g以上/瓶、有効茎本数は41本以上である。「宝の華M-8171」と比較して、菌しゅうの並びが正常であることで、「宝の華K-0259」と比較して、菌しゅうの並びが正常であること、菌柄が長いこと等で区別性が認められる。なお、「宝の華M-8171」及び「宝の華K-0259」との対峙培養において、明確な帯線を形成する。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成12年に出願者の施設(長野県須坂市)において、野生種(北海道産)の子実体から組織分離し、その菌株の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、同年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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