長野農工研G-5号【ナガノノウコウケンG-5ゴウ】(きのこ類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7636号 |
登録年月日 | 1999年 11月 30日 | |
農林水産植物の種類 | えのきたけ | |
登録品種の名称及びその読み | 長野農工研G-5号 よみ:ナガノノウコウケンG-5ゴウ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 社団法人長野県農村工業研究所 | |
品種登録者の住所 | 長野県須坂市大字須坂787番地1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 浅田敏之、西澤賢一、鈴木生美、岩崎俊生 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,出願者の保存菌株に「TK」を交配し育成されたものであり,発生型及び株の開帳度が中間型の施設栽培向きの品種である。菌さん断面の形態は半球形,色は白である。菌柄のねじれの程度は普通,断面の形は正円,基部の色の程度は普通,太さは2㎜,分岐及び接着程度は普通である。子実体の発生型及び株の開張度は中間型,有効茎数は201~400本である。寒天培地上の菌糸の最適成長温度は24℃,菌叢表面及び裏面の色は普通,菌かきから原基形成までの期間は11日,原基形成から収穫までの期間は23~25日である。「中野JA」と比較して,菌さん断面の形態が半球形であること,株の開張度が中間型であること等で,「TK」と比較して,菌かきから原基形成までの期間が長いこと等で区別性が認められる。なお,「中野JA」との対峙培養において菌叢の濃淡差を形成する。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成7年に出願者の施設(長野県須坂市)において,出願者の保存菌株(「中野JA」×野生菌株(タイ産))に「TK」を交配し,その菌株の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,7年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお,出願時の名称は「臥竜5号」であった。 |
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