銘刻
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「ツタンカーメンのマスク」の記事における「銘刻」の解説
守護の呪文が、マスクの背面と肩部分にエジプト象形文字(en)で、縦10行と横2行にわたって刻印されている。この呪文はツタンカーメンから500年前の中王国時代においてマスク面に初めて現れたものであり、『死者の書』の第151章に記されていたものである。 「汝の右眼は(太陽神の)夜のバルク船であり、汝の左眼は昼のバルク船なり、汝の両眉は九柱の神々の眉なり、汝の額はアヌビスの(額)なり、汝の首のうなじはホルスの(うなじ)なり、汝の髪の房はプタハ-セケルの(房)なる。(汝は)オシリス(ツタンカーメン)の御前にあり。汝によりて彼は見る、汝は多くの善き道へと彼を導く、汝は彼のためセトの連合軍を打ち砕く、こうして汝の敵を打ち破ろうであろう。偉大なプリンスの城にあるヘリオポリスの七柱の神々に先んじて。……オシリス、上エジプトの王ネブケペルウレー[ツタンカーメンの即位名, Nebkheperure]、死して、レーにより復活せり」。 オシリスはエジプトの来世の神であった。古代のエジプト人は、オシリス同様に保存された王(ファラオたち)は、死者の国を統治すると信じていた。この考えが、より古い時代の太陽信仰に完全にとって代わったことはない。古い信仰では、死した王たちは太陽神レーとして復活しその身体は金とラピスラズリで造られていた。古い信仰と新しい信仰は融合し、その結果、ツタンカーメンの石棺や墓において様々な象徴・記章の混合が起こった。
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銘刻
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/01 03:57 UTC 版)
記念塔頭頂部、観覧階4面に刻まれている内容は以下の通り。 北面西面南面東面JOINT COMMISSIONATSETTING OF CAPSTONE.CHESTER A. ARTHUR.W. W. CORCORAN, Chairman.M. E. BELL.EDWARD CLARK.JOHN NEWTON.Act of August 2, 1876. CORNER STONE LAID ON BED OF FOUNDATIONJULY 4, 1848.FIRST STONE AT HEIGHT OF 152 FEET LAIDAUGUST 7, 1880.CAPSTONE SET DECEMBER 6, 1884. CHIEF ENGINEER AND ARCHITECT,THOS. LINCOLN CASEY,COLONEL, CORPS OF ENGINEERS.Assistants:GEORGE W. DAVIS,CAPTAIN, 14TH INFANTRY.BERNARD R. GREEN,CIVIL ENGINEER.Master Mechanic,P. H. MCLAUGHLIN. LAUS DEO.神を讃えよ(ラテン語)
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