銀傘とは? わかりやすく解説

ぎん‐さん【銀傘】

読み方:ぎんさん

甲子園球場の、内野席全体を覆う屋根面積は約7500平方メートル


銀傘

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 02:59 UTC 版)

阪神甲子園球場」の記事における「銀傘」の解説

内野席全体を覆う銀傘(2009年リニューアル前の銀傘(2007年) 銀傘は開設当初鉄傘てっさん)」と呼ばれ内野席全体(後のアルプス部分を除く)を覆っており、その素材から「大鉄傘(だいてっさん)」と呼ばれて、さらに1930年には女性客の人気狙ってアルプススタンドまで拡張された。しかし、第二次世界大戦中1943年鉄材供出のために取り外されその後1950年までの7年間は青天井の状態が続いたその後1951年ジュラルミン製の銀傘として復活したが(この当時の銀傘は川崎重工業製)、一・三内野席半ばからネット裏客席にだけの開設当初より小さいものが設置され1982年にはアルミニウム合金製に葺き替えられた(そのまま)。 2009年には4代目ガルバリウム鋼板製のものに架け替えられた。商品名は、淀川製鋼ヨドルーフ180ハゼ大きさ開設当初と同じ大きさであり、アルプスを除く内野席全体覆っている。銀傘の下には個別観覧席であるロイヤルスイートがあり、その壁面下部リボンLEDボード甲子園ライナービジョン」が設置されている。また2代目の銀傘からは中央外野席向けのサブスコアボードがある。 2010年には屋根上に太陽電池パネル設置し同年3月1日より稼動開始したパネル本田技研工業の子会社・ホンダソルテック製で推定発電量は年間193,000 kW/h、またこれによって年間133トン二酸化炭素排出抑制できる。 銀傘を支えるための客席内に立てられており、後ろ客席(約10段ほど)からはが邪魔になるため観戦しにくくなっている。なお、代を重ねるごとに下段側の上方移っている。 銀傘の屋根下中央部に、高校野球での試合開始終了などを知らせるモーターサイレンを設置している。このモーターサイレンは、阪国電機製のAWN型。 銀傘の中央部には、野球中継使用するためにテレビ各局が共同ハイビジョン対応リモコンカメラ設置している。このカメラは2台設置されているため、地上波並列中継高校野球ではNHK民放プロ野球では在阪局サンテレビ)があってもそれぞれ1台ずつ使用できる。 銀傘の上上がったボールは、そのまま雨樋通ってロイヤルスイートの屋根の上に落ちるようになっている

※この「銀傘」の解説は、「阪神甲子園球場」の解説の一部です。
「銀傘」を含む「阪神甲子園球場」の記事については、「阪神甲子園球場」の概要を参照ください。

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