鉄道院車両形式称号規程制定以降の状況
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「国鉄1200形蒸気機関車」の記事における「鉄道院車両形式称号規程制定以降の状況」の解説
鉄道国有法により、私設鉄道から買収された蒸気機関車は、1909年に新しい形式称号が制定された。その際、3社からの9両が1200形、北海道鉄道の1両が1170形となっている。その状況は次のとおりである。 1170 ← 北海道鉄道 2 1200 ← 山陽鉄道 136 1201 ← 山陽鉄道 137 1202 ← 山陽鉄道 138 1203 ← 山陽鉄道 139 1204 ← 総武鉄道 12 1205 ← 総武鉄道 13 1206 ← 七尾鉄道 1 1207 ← 七尾鉄道 2 1208 ← 七尾鉄道 3 これら10両は、1918年(大正7年)から1922年(大正11年)にかけて除籍され、全車が民間に払い下げられた。そのうち、阿南鉄道、陸奥鉄道、横荘鉄道に譲渡された3両は、国有化により再度国有鉄道籍になっている。その状況は次のとおりである。 1170 → 常総鉄道 6(1914年払下) → 鬼怒川砂利 6(1932年) → 常総鉄道 6(1936年) 1200 → 阿南鉄道 1200(1922年払下) → 国有鉄道 1200(1936年) → 国際軽銀 1200 → 建設省東北地方建設局 B-S66 1201 → 八幡製鉄所 85(1919年払下) → 206 → 239(1960年廃車) 1202 → 陸奥鉄道 3(1919年払下) → 国有鉄道 1730(1927年買収。1950年廃車) 1203 → 八幡製鉄所 86(1919年払下) → 207 → 240(1964年廃車) 1204 → 横荘鉄道 1(1918年払下) → 国有鉄道 1204(1937年買収) → 南武鉄道 11 → 国有鉄道仮番号 125(1944年買収) → 1204(1947年廃車) 1205 → 横荘鉄道2(1918年払下。1958年廃車) 1206 → 八幡製鉄所 87(1919年払下) → 208 → 241(1963年廃車) 1207 → 八幡製鉄所 88(1919年払下) → 209 → 242(1957年廃車) 1208 → 八幡製鉄所 89(1919年払下) → 290 → 243(1960年廃車)
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