過去に実施されていた検定
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「全国商業高等学校協会」の記事における「過去に実施されていた検定」の解説
珠算実務検定 珠算による計算処理能力を判定する検定試験で、2003年6月(第106回)をもって終了し、第107回以降は「珠算・電卓実務検定」として、電卓実務検定と統合され、実施されている。 1級〜6級の6段階で、乗算、除算、見取算、応用計算(1級〜3級)の種目により実施されていた。 電卓実務検定 電卓を使用した計算処理能力を判定する検定試験で、2002年12月(第8回)をもって終了し、第9回以降は「珠算・電卓実務検定」として、珠算実務検定と統合され、実施されている。 1級〜3級の3段階で、見取算、伝票算、応用計算(1級〜3級)の種目により実施されていた。 情報処理検定(旧) プログラミングを中心とした情報処理能力を判定する検定試験で、2003年1月(第28回)検定をもって終了し、第29回以降は「情報処理検定(プログラミング部門)」として、コンピュータ利用技術検定と統合され、実施されている。 1級〜3級の3段階で、BASIC、COBOLなどの種目により実施されていた。 コンピュータ利用技術検定 表計算ソフト(Excel、Lotus)を用いた情報処理能力を判定する検定試験で、2002年9月(第9回)検定をもって終了し、第10回以降は「情報処理検定(ビジネス情報部門)」として、情報処理検定(旧)と統合され、実施されている。 1級〜3級の3段階で、実技試験と筆記試験により実施されていた。 英文ワープロ実務検定 英文タイプライタを使用した文書作成能力を判定する検定試験で、1998年11月(第43回)検定をもって終了した。 1級〜4級の4段階で、実技試験と筆記試験により実施されていた。 2006年度より、パソコン入力スピード認定試験(英語部門)として実施されていた。 ワープロ実務検定(WA) 「全商ワープロ実務検定」も参照 文書処理の能力を判定する検定試験であり、2012(平成24)年11月(第47回)をもって終了した。2013(平成25)年度からはビジネス文書実務検定(前述)に移行し、試験カウントは、ワープロ実務検定のカウントを使用することになった。 1級〜4級の4段階に階級分けされていた。この検定は、実技試験と筆記試験により行われるが、4級の筆記試験は行われなかった。 実技試験は、制限時間内に与えられた原稿通りに文を入力する「速度問題」と、ビジネス文書を作成する「文書問題」により構成されていた。 筆記試験は、難読漢字・常用漢字・文書校正などの問題が出されていた。級に関わらず解答時間は15分で、80点以上が合格であった。 パソコン入力スピード認定試験 「パソコン入力スピード認定試験」も参照 2006(平成18)年度に新設された、文章の速度に関する認定試験であり、2007(平成19)年2月10日に第1回試験が実施された。2013(平成25)年2月(第7回)をもってこの名称での試験は終了した。2013(平成25)年度からはビジネス文書実務検定(前述)に移行し、試験カウントはワープロ実務検定のカウントを使用することになった。 5段〜4級の9段階に階級分けされていた。 ほかの検定と異なり、入力された文字数により判定されていた。 日本語部門と英語部門があり、日本語部門の級位認定者は、ワープロ実務検定の同級位の速度問題が免除されていた。
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