過去に実現した提言とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 過去に実現した提言の意味・解説 

過去に実現した提言

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/21 14:41 UTC 版)

世界平和研究所」の記事における「過去に実現した提言」の解説

集団的自衛権の行使容認 中曽根康弘は、1996年著書次のように述べていた。 九五年の暮れから、集団的自衛権問題世界平和研究所検討しているのですが、どういうことかといいますと、集団的自衛権行使できるということです。(中略自衛権というのは、個別的自衛権集団的自衛権同根一体のもの、つまり、自衛という基本から出ているもので、よほどの正当な理由がない限り、その行使が「個別にあって、「集団」にないということはあり得ない言い換えれば自分を守る個別的自衛権のために他と協力する集団的自衛権あり、か行使できる考えていいわけです。集団的自衛権にはさらに、日本の平和と独立確保に関係ある場合極東米軍他国領域武力協力する場合入ります。つまり、日本の防衛のため個別的自衛権を完全ならしめるためには、米軍協力し原則として米軍日本の防衛のために働かせる集団的自衛権の行使認められしかるべしということになる。いろいろ議論ありますが、私の判断は、集団的自衛権行使できる、ただし、先に述べたようにそれを限定的行使止めようということです。たとえば、国家安全保障基本法といったものをつくり、限定的行使止めるようにすればいいと思ってます。 1996年3月には、世界平和研究所評議員研究顧問だった田中啓二郎が、『集団的自衛権の行使海外における武力行使及び地域取り極めに関する一考察』を発表したこうした提言は、2014年第2次安倍内閣決定した集団的自衛権限定的に行使することができるようにした憲法解釈の変更と、方向性極めて近い。

※この「過去に実現した提言」の解説は、「世界平和研究所」の解説の一部です。
「過去に実現した提言」を含む「世界平和研究所」の記事については、「世界平和研究所」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「過去に実現した提言」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「過去に実現した提言」の関連用語

過去に実現した提言のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



過去に実現した提言のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの世界平和研究所 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS