いいわけ

デジタル大辞泉

いい‐わけ〔いひ‐〕【言（い）訳／言（い）分け】

読み方：いいわけ

［名］(スル)

１ そうせざるをえなかった事情を説明して、了解を求めること。弁解。弁明。「遅刻の—」「いまさら—してもおそい」

２ （言い分け）言葉を別々の意味に分けて使うこと。

３ 物事の筋道を説明すること。解説。

「上文の議論のごときは…十九世紀の小説家の—としてはいと拙(つたな)し」〈逍遥・小説神髄〉

４ 過失・罪などをわびること。謝罪。

「第一伯母へ済まねえといふも尤(もっと)も…義理ある中の—と」〈人・梅児誉美・三〉

日本語活用形辞書

言い分け、言分け

読み方：いいわけ

カ行下一段活用の動詞「言い分ける」「言分ける」の連用形である「言い分け」「言分け」、あるいは連用形が名詞化したもの。

終止形

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言分ける  » 「言分ける」の意味を調べる

言ひ分け

読み方：いいわけ

【文語】カ行四段活用の動詞「言ひ分く」の命令形。

終止形

言ひ分く  » 「言ひ分く」の意味を調べる

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文語活用形辞書

言い分け、言分け

読み方：いいわけ
かな表記：いひわけ

カ行下二段活用の動詞「言い分く」「言分く」の連用形、あるいは連用形が名詞化したもの。
「言い分く」「言分く」の口語形としては、カ行下一段活用の動詞「言い分ける」「言分ける」が対応する。

口語形

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言分ける » 「言分ける」の意味を調べる

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短編小説作品名辞典

いいわけ

作者島村洋子

収載図書ホワイト・ラブ
出版社幻冬舎
刊行年月2000.2

収載図書ホワイト・ラブ
出版社幻冬舎
刊行年月2001.2
シリーズ名幻冬舎文庫

収載図書あんたのバラード
出版社光文社
刊行年月2004.2

収載図書あんたのバラード
出版社光文社
刊行年月2008.4
シリーズ名光文社文庫

いいわけ

作者恩田陸

収載図書朝日のようにさわやかに
出版社新潮社
刊行年月2007.3

ウィキペディア

いいわけ

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いいわけ、言い訳

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

いいわけ

出典:『Wiktionary』 (2021/03/10 09:42 UTC 版)

名詞1

いいわけ【言（い）訳】

1. 自分のした失敗・過失などを正当化するために事情をなるべく客観的に説明すること。弁解。弁明。
   • 日常の生活は実に貴いのです。言い訳が立つからといって、なすべき事をしないのはやはりいい事ではありません。（和辻哲郎「ある思想家の手紙」）
2. 理由についての合理性・正当性に乏しい説明。いいのがれ。
   • 言い訳するな。
   • それはただの言い訳だ。

名詞2

いいわけ【言い分け】

1. 言葉を使い分けること。いいわけること。

動詞

活用

サ行変格活用

いいわけ-する

Weblio日本語例文用例辞書

「いいわけ」の例文・使い方・用例・文例

• ２つのうちのどちらを取ってもいいですが，両方とも取っていいわけではありません
• 利便性がいつもいいわけじゃないよね？
• あなたはいつもいいわけばかり
• 彼女のいいわけは全く意味をなさない。
• 寝坊は遅刻のいいわけにはならないと言うことを覚えておきなさい。
• そんないいわけは、認めるわけにはいけません。
• いいわけをするのがとても下手。
• あなたは自分の分担の仕事をしないことに対していつもいいわけをする。
• あなたは自分の分担の仕事をしないことに対していつもいいわけばかりしている。
• 「これ以上何も言うことはありません、いいわけをするのはいやですから」と彼は言った。
• 口は重宝なものだ、口ほど重宝なものは無い（何とでもいいわけができる）
• いいわけする