運営者の決定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 14:28 UTC 版)
2次審査結果東急前田豊通MJTsイオン・熊谷全体事業方針 08.1 08.0 06.1 空港活性化計画 57.7 45.3 23.9 設備投資計画 20.3 18.6 11.9 安全計画 13.0 12.5 12.5 提案事業実施計画 12.9 13.2 12.6 事業継続・実施体制 26.5 24.1 24.5 職員取扱 07.0 07.0 06.8 運営権対価等 16.0 24.0 15.0 合計点161.5 152.7 113.3 2015年7月27日、国土交通省は2次審査の応募を締切。3グループが応募したと報じられた。1次審査を通過した4グループのうち、「三菱商事・楽天仙台空港プロジェクトチーム」が応募を断念した。 2次審査では、8つの項目を200点満点で評価。1次審査と同様に傾斜配点が取り入れられた。 9月11日、国土交通省は優先交渉権者を東急前田豊通グループとすることを発表。東急グループとしての総合力が評価された他、LCCの拡大などの空港活性化・新規需要を重視した提案が支持を集めた。国や県が描いたグランドデザインと東急前田豊通グループの掲げたコンセプトが合致し、運営権対価として最も高い評価を獲得したMJTsを抑え、審査委員の大半が最高点を付けたとされる。9月30日、国土交通省と東急前田豊通グループは、特定目的会社の設立の手続き等を定めた基本協定書を締結した。 10月21日、国土交通省はこれまでの審査の評価結果や東急前田豊通グループの提案内容を公表。設備投資総額は341億円を想定。旅客ターミナルの改修や、立体駐車場の整備、LCC向けの搭乗施設(ピア棟)の新設とそれに伴う簡易搭乗ゲートの整備、エアライン事務所の新設等を提案。旅客減少時における料金負担の軽減・新規就航時の料金の割引といったエアライン料金体系の導入や、東北各地と仙台空港を結ぶシャトルバス運行の協議、鉄道アクセスの利便性向上、30年後にはLCCの旅客割合を51%にまで引き上げる方針等を示し、東北地方の空の玄関口として海外とのグローバル・ゲートウェイを目指すといった内容となっていた。
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