連携・統合型新規研究施設の開設・運営
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/08 23:38 UTC 版)
「宮崎俊一」の記事における「連携・統合型新規研究施設の開設・運営」の解説
東京女子医科大学・早稲田大学連携先端生命医科学研究教育施設(TWIns)の開設(2008年)と東京女子医科大学・早稲田大学共同大学院の新設(2010年): 医学-理工学の融合をコンセプトとして医療技術開発の基礎研究と応用、新設共同大学院での人材育成を目的に画期的な先進的施設を新築開設した。日本有数の研究施設として再生医療やコンピューター支援外科手術などの領域で大きな成果を上げている。文部科学省第1号認可の共同大学院は「共同先端生命医科学専攻」の分野で医療レギュラトリーサイエンスを命題とし、時代に即した貴重な人材を多数輩出した。 スーパーCOEプログラム国際統合医科学インスティテュート(IREIIMS)の運営(2005〜2010年)と統合医科学研究所(TIIMS)の開設(2010年): 髙倉公朋学長を引き継ぎ文部科学省科学技術振興調整費戦略的研究拠点育成プログラムによる「国際統合医科学研究・人材育成拠点の創成」のプロジェクトを、学長の直接指揮のもとに5年間43億円の助成金で運営し著明な成果をあげた。宮崎学長は事業の総括とpost-IREIIMS計画を策定し、事業報告ヒアリングで評価Aを獲得。ミッションである後継事業として直ちにTIIMSを開設した。TIIMSでは疾患の分子メカニズムの解明と予防・診断・治療法の開発・評価を推進するトランスレーショナルリサーチを行い、ゲノム解析診断サービス部門も設けられている。
※この「連携・統合型新規研究施設の開設・運営」の解説は、「宮崎俊一」の解説の一部です。
「連携・統合型新規研究施設の開設・運営」を含む「宮崎俊一」の記事については、「宮崎俊一」の概要を参照ください。
- 連携統合型新規研究施設の開設運営のページへのリンク