近現代の創作の題材としての亀
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 04:57 UTC 版)
「カメ」の記事における「近現代の創作の題材としての亀」の解説
「Category:カメを主人公にした物語」および「Category:架空のカメ」も参照 『ガメラ』シリーズ :1965年初出の大映(現・角川映画)による怪獣映画。『ゴジラ』のヒットに影響されて製作されたものが最初であるが、怪獣ガメラは、当時の子供がペットとして夢中になっていたミドリガメをモチーフとし、空飛ぶ円盤(モチーフ)との組み合わせ、並びに、(いかにも亀らしく)子供の味方との設定も功を奏して、以後長くシリーズを重ねることになる一大キャラクターとして登場した。視聴者の年齢層が上がった(初期の視聴者層が大人になった)平成以降のシリーズでは、ミドリガメに変えて“強面(こわもて)の”ワニガメが造形モチーフとされている。なお、設定上、昭和ガメラはアーケロンを祖先に持つとのことである。また、新たに発見された古代カメの一種が飛行機の後退翼に酷似した突起物を甲羅の側辺に具えていることから空飛ぶカメであるガメラを連想し、「シネミス・ガメラ(Sinemys gamera、『中国の亀、ガメラ』の意)」という学名が与えられている。 漫画 『ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ(忍者タートルズ)』 :1984年初出の米国作品。ミュータントで擬人化された4匹の架空の亀の忍者のグループが主人公。のろまな冷血の爬虫類と素早く技巧的な日本の武術とのミスマッチによる非常に滑稽な印象がデザインの元となった。 ゲーム 『カメ一族』 : 任天堂『マリオシリーズ』に登場するノコノコをはじめとする架空のキャラクター群。初出である1985年のスーパーマリオブラザーズ以降、ほぼ全作に登場している。「下から叩いてもやられなくて、やがて復活してくる」とのコンセプトからカメが採用された。ボスキャラクターであるクッパは「テレビゲーム史上最も偉大な敵役」としてギネスに登録されている。マリオカートなど、甲羅が単独で出現する場合もある。
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