近現代の呼称
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 04:53 UTC 版)
明治年間には、琵琶湖汽船や琵琶湖新聞・琵琶湖踊・琵琶湖治水会・琵琶湖疏水など琵琶湖の名を冠する名称が多く現れており、琵琶湖という名称が定着したことが窺える。なお、琵琶湖という漢字は難しいことから、ひらがな書きにしたびわ湖やびわこなどの表記も見られる。その他、別称や愛称としては以下のようなものがある。 Mother Lake 滋賀県は、2000年にマザーレイク21計画を策定するなど、琵琶湖をMother Lake(母なる湖)と呼んでおり、母なる湖・琵琶湖。預かっているのは、滋賀県ですの文言を県の封筒に記載している。 近畿の水瓶 琵琶湖は上述のように滋賀・京都・大阪に水を供給していることから「近畿の水瓶」などと呼ばれることもある。しかし滋賀県側は、1995年は稲葉稔知事が「水瓶」との表現に抗議する答弁をおこなうなど、琵琶湖を「水瓶」と呼ぶ表現を避けている。これは、滋賀県民にとって自県の象徴的存在である琵琶湖を、いわば単なる貯水用ダムの一種として扱われては県民感情を大きく損なうとの理由によるものである。
※この「近現代の呼称」の解説は、「琵琶湖」の解説の一部です。
「近現代の呼称」を含む「琵琶湖」の記事については、「琵琶湖」の概要を参照ください。
- 近現代の呼称のページへのリンク