路面電車乗り入れ計画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/17 07:27 UTC 版)
「伊予鉄道#延伸計画」も参照 伊予鉄道の市内電車をJR松山駅前から南江戸地区まで延伸することが決定している。この延伸は、最終的な松山空港乗り入れを視野に入れており、愛媛県の中村時広知事は、自身の2期目の政策として空港までの市内電車延伸に対する意欲を示している。また、松山市長に再選された野志克仁も、「低床の連結路面電車の導入や、伊予鉄道路面電車の松山空港への延伸を進めていきたい」という展望を述べるなど、実現に向けた動きが加速している。 2015年からは愛媛県・松山市・伊予鉄道らにより「松山空港アクセス向上検討会」を設置し、JR松山駅前停留所から延伸する松山空港線・新玉49号線・旧松山空港線経由の「市内線乗り入れルート」3ルートと郡中線から分岐し旧松山空港線を経由する「郊外線接続ルート」1ルートの計4ルートで併用軌道または高架線整備による検討を行い、2018年に現状では採算性が厳しいとしつつ空港バス廃止を前提に空港利用者・沿線居住人口の増加、沿線開発誘発と来訪需要増加、坊っちゃん列車乗り入れによる新規観光客誘客、既存・新設区間での表定速度向上、新技術工法によるコスト削減、自動運転導入の9条件を満たすことで費用対効果があるとの試算が示されている。
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