走査型ソナー・ヘリコプター・短魚雷とは? わかりやすく解説

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走査型ソナー・ヘリコプター・短魚雷 (1940年代〜1970年代)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/01 02:52 UTC 版)

対潜戦」の記事における「走査型ソナー・ヘリコプター・短魚雷 (1940年代1970年代)」の解説

一方第二次世界大戦末期より、センサー武器システム双方で、次世代への萌芽出現しつつあった。 センサーとしては、従来用いられてきたサーチライト・ソナーにかわり、迅速に走査モード変換できるスキャニング走査型)・ソナー主流となった初め実戦配備されたスキャニング・ソナー1948年より艦隊配備されたアメリカ海軍QHBで、これは後にAN/SQS-10/11と改称したのちにAN/SQS-4発展し護衛駆逐艦フリゲート広く用いられた。 対潜哨戒機においても、従来レーダー磁気探知機MAD)が主なセンサーであったが、投棄ソナーであるソノブイ用いられるようになった。また従来固定翼機陸上機水上機)が用いられていたが、さらに回転翼機登場してきた。アメリカソ連イギリスなどにおいて、空母艦上機としては50年代から、またその他戦闘艦艦載機としては60年代前半から配備されるようになった。 「対潜哨戒機#哨戒ヘリコプター」も参照 攻撃手段としては、対潜迫撃砲ロケット砲とすることで長射程化が志向されるとともに誘導手段備えた魚雷出現し、後には対潜ミサイル弾頭ともなった最初期の短魚雷航空機用のMk.24、水上艦用のMk.32など)はいずれ19インチ(483mm)径であり、水上艦艇からの投射手段としては、現在主流となっている3連装発射管ではなく、短魚雷落射機が用いられた。これらは、対潜兵器としては初め自律誘導を可能としたという点で画期的であったが、いずれも15ノット前後低速であったために、実際有効性限定的なものであった1960年より就役したMk.44は324mm径を採用し航空魚雷として用いられたほか三連発射管とともに水上艦艇導入されて、まもなく西側諸国において標準となった

※この「走査型ソナー・ヘリコプター・短魚雷 (1940年代〜1970年代)」の解説は、「対潜戦」の解説の一部です。
「走査型ソナー・ヘリコプター・短魚雷 (1940年代〜1970年代)」を含む「対潜戦」の記事については、「対潜戦」の概要を参照ください。

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