赤い人関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 22:08 UTC 版)
カラダ探しの怪異の主。 小野山 美子(おのやま みこ) / 赤い人(あかいひと) 声 - 田中あいみ 女性。カラダ探しを行っている夜の校内に出没する、血まみれの白い服を着た幼い少女の幽霊。約50年前、学校の校舎が建つ前にこの土地で起きた、強姦・バラバラ殺人の犠牲者。「赤い服が欲しいので、返り血で白い服を血染めにしたい」という内容の歌を歌いながら校内を移動している。「頼まれた側」のメンバーを発見すると走り寄って恐るべき怪力で抱きつき、歌の歌い終わりと同時に人間を絞め殺してしまう。また、カラダ探しの探索中に彼女の姿を見てしまった者が後ろを振り返ると、瞬間移動して背後へと現れ、その場にいた者を素手で紙を引き裂くように惨殺する。その行動や殺害方法は双子の姉である美紀が決めたルールによって縛られており、血を洗い流さなければ自らの意思で喋ることすらできない。 小野山 美紀(おのやま みき) 女性。カラダ探しを行っている夜の校内に流れる、校内アナウンス(声 - 古賀葵)の主。美子の双子の姉で、血染めでない赤い服を着た幼い少女の幽霊。妹が殺害された日の直前にはどちらが赤い服を着るかで喧嘩しており、妹が殺害された直後に不可解な死を遂げた。カラダ探しのルールを作った張本人でもあり、放送室を拠点に、カラダ探し中のメンバーを探し出して赤い人(美子)を差し向ける。気まぐれな性格で、カラダ探しをゲームのように思っており、巻き込まれた人々を無邪気に弄ぶ一方、美子と違って自由に喋ることができ、気に入った相手に情報を教えることもある。 美子を封印している存在でもあり、美子が学校から自由に出歩いて人々を虐殺して回ることができないのは美紀の存在による。美雪によって美子が解放されてしまった世界を描く「第三夜」では小野山美紗として転生し、ルールを作り直して美子に対抗する。 美紗(みさ) 美子がいつも抱いているウサギのぬいぐるみ。生前の美子が、生まれてくる予定であった妹につけるつもりであった名前を冠している。赤い人となった美子から奪おうとすると怒り狂い、美紀のルールを無視して襲いかかってくる。「第一夜」「最終夜」ではこのぬいぐるみがカラダの隠し場所となっている。尚、美紀・美子の次に生まれるはずであった人物=小野山美紗の父親であるため、生まれてくる予定であったのは男児である。人間としての美紗については小野山美紗を参照。 黒い人(くろいひと)/黒くて怖い人(くろくてこわいひと) 「最終夜」「零」に登場。美子に取り憑いている悪霊。姿を変えて「頼まれた側」メンバーの人間に化け、明日香を翻弄する。 約50年前、美子が死んだ後、父親が美子を生き返らせようとしているときに美子に取り憑いた。
※この「赤い人関連」の解説は、「カラダ探し」の解説の一部です。
「赤い人関連」を含む「カラダ探し」の記事については、「カラダ探し」の概要を参照ください。
- 赤い人関連のページへのリンク