講和と戦争の終結とは? わかりやすく解説

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講和と戦争の終結

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/03/16 00:05 UTC 版)

第一次マラーター戦争」の記事における「講和と戦争の終結」の解説

そのうえ、第二次マイソール戦争によりマイソール軍にマドラス包囲されるなど、ボンベイ方面よりむしろマドラス方面大軍派遣する必要が出てきた。イギリスさすがに第一次マラーター戦争第二次マイソール戦争両方相手にすることはできなかった。 これらの状況聞いたヘースティングズミュール大佐派遣しマハーダージー・シンディアとの和平交渉を行うように命じた。こうして、1782年5月17日イギリスとマハーダージーとの間でサルバイ条約締結されヘースティングズにもナーナー・ファドナヴィースにもそれぞれ承認された。 講和により、イギリスマーダヴ・ラーオ・ナーラーヤン宰相認めること、ラグナート・ラーオ年金あてがうこと、サルセットバルーチ以外の戦争獲得した領土をすべてマラーター返還することが定められた。他方イギリスはこれによりマラーター脅威消え第二次マイソール戦争全力を注ぐことが可能となった。 こうして、イギリスマラーターとの間には20年の平和が続き次に両者戦火交えるのは1803年からの第二次マラーター戦争であった

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講和と戦争の終結

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/14 06:40 UTC 版)

第二次マイソール戦争」の記事における「講和と戦争の終結」の解説

一方ティプー・スルターンも父ハイダル・アリー負けておらず、その軍事的な才能からイギリス軍多く戦闘勝利しマイソール王国拠点たるハイダルナガル奪取しようとしたイギリス軍撃退したハイダルナガル戦い)。 1783年5月以降マイソール軍がイギリスマラバール海岸における拠点であるマンガロール包囲しており、守備隊包囲を解くことが出来ず苦しんでいた(マンガロール包囲戦)。イギリス側長期戦苦しまされる羽目となり、本国フランスとの講和成立した以上、この戦争終わらせることが妥当と考えたマイソール王国共闘関係にあったマラーター王国は、1782年5月第一次マラーター戦争講和条約であるサールバイ条約を結び、戦線離脱していた。この条約ではイギリスマイソールから領土回復するにあたっては、マラーター援助することを約していた。ニザーム王国また、イギリスからグントゥール県譲渡することを条件戦線離脱していた。三者同盟事実上崩壊しており、マイソールにとっても戦争続行不利だった1784年3月11日イギリスマイソール王国双方講和条約マンガロール条約締結し、ここに第二次マイソール戦争終結した。これにより、マンガロール包囲解かれ領土戦争前の状態に戻されることとなり、ティプー・スルターンシュリーランガパトナへと帰還したマンガロール条約文書インドの歴史でも重要な文書である。というのもインド民族にとって、イギリスに腰を低くして休戦を請わせるように仕向けた最後機会だったからである。戦後ヘースティングズはこれを屈辱的な講和呼び国王議会に「イギリス国民信義と名誉が等しく侵害された」としてマドラス政府罰するよう訴えた

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