シュリーランガパトナとは? わかりやすく解説

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シュリーランガパトナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/13 01:49 UTC 版)

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シュリーランガパトナの地図
シュリーランガパトナのランガナータ寺院

シュリーランガパトナカンナダ語:ಶ್ರೀರಂಗಪಟ್ಟಣ、英語:Srirangapatna)は、南インドカルナータカ州、マンディヤ県の都市シュリーラガンパッタナ(Srirangapattana)とも呼ばれる。戦争および植民地時代、イギリス人セリンガパタム(Seringapatam)と呼んだ。かつてはマイソール王国の首都でもあった。

シュリーランガパトナ市はカーヴェーリ川の中州に浮かぶ島であるため、シュリーランガパトナ島(Srirangapatna Island)とも呼ばれる。また、この都市から15キロの地点にマイソールがある。

歴史

1610年マイソールラージャ・オデヤ1世ヴィジャヤナガル王国から独立し、同時に首都はマイソールからシュリーランガパトナへと移された。

18世紀デカンから南下したマラーター王国の勢力がマイソール王国に侵攻し、首都シュリーランガパトナは幾度か包囲された。

1761年ハイダル・アリーが王国の実権を握り、シュリーランガパトナも彼が事実上支配するところとなった。

1799年5月4日、マイソール王ティプー・スルターン第四次マイソール戦争中、シュリーランガパトナの攻防戦において壮絶な戦死を遂げた(シュリーランガパトナ包囲戦)。

その後、マイソール王国は藩王国となり、首都はマイソールの地へと移され、シュリーランガパトナの王都としての歴史は終焉した。

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