角度センサー
機械や装置に取り付けて、軸やホイールの回転角度を検出する装置。自動車の装置での使用例としては、電子燃料噴射方式エンジンの燃料噴射タイミングのコントロールや、電子制御サスペンションで走行状態を知るために、ステアリングシャフトの回転角の検知などがある。検出の方法は一般的に、回転体が通過の際に磁界を切ることによるものと光を切ることによるものがある。つまり、軸などに取り付けた回転版がセンサー内の高周波磁界をさえぎることでバルス信号を発生させることにより、回転角度に変換して検出する方式。もうひとつは、発光ダイオードからの光を、回転板のスリットの通過時にフォトダイオードがつかまえて、パルス変換するものがある。
角度センサー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/09 20:27 UTC 版)
角度センサー「レゾルバ」では、組み込み用としてシリーズ化した「スマートシン」や、「シングルシン」の他、高精度の角度を検出するシステムの販売も行う。その精度は非常に高く、同社がよく使う説明によると『東京タワーから大阪の名物、蟹看板』を仰ぎ見る角度を精密に検出できるといい、現在はそれ以上の精度のものが制作されている。また形状を工夫し、コンパクト化及びエンジンルームなどでの過酷な環境でも耐えうるVRレゾルバは、同社ブランド「シングルシン」として世界のハイブリッドカーすべてに搭載されている。(2007年3月現在)。また、電気ステアリングなどにも応用が進む。 そのほか、レゾルバ以外の、ガラスなどのディスクを使うロータリーエンコーダや、シンクロ等の回転角度検出器も製造する。
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