製作の経緯と興行成績とは? わかりやすく解説

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製作の経緯と興行成績

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 07:58 UTC 版)

サンダーバード6号」の記事における「製作の経緯と興行成績」の解説

テレビシリーズ大成功したにも関わらず映画版『サンダーバード』興行成績期待外れに終わった。しかし、ユナイテッド・アーティスツはその理由分からず第2作製作する決定下したシリーズプロデューサーであるジェリー・アンダーソンは、テレビ版の監督一人であるデスモンド・サンダースが、イギリス最新鋭を謡って建造し墜落した飛行船R101描いたパニック映画の製作を提案していたことからインスピレーション得て、妻のシルヴィアと共に脚本執筆した映画版第1作のデヴィッド・レイン監督と、特撮デレク・メディングス再起用され、1967年5月より撮影開始されることになったスタッフは、従来のどのサンダーバード・シリーズとも異なった作品作ろうという意気込みで、製作に臨んだ冒頭会議シーンでは、大口で笑う人形達が特別に用意され、その歯は歯学科医学生褒めたほどの出来栄えだった。また、タイガー・モスアクロバット飛行シーンでは、実物使用した実写が行われることになり、映画素晴らしきヒコーキ野郎』などの飛行シーンにも参加した女性パイロットのジョアン・ヒューズが操縦担当した撮影場所建設中高速道路で、タイガー・モスの下をくぐるもので、撮影許可はおりたものの、着地して車輪をつけたままでなければくぐってならないという条件付きだった。当日運輸省役人立ち会ったが、突然の突風によりジョアン飛行したままをくぐることを余儀なくされ、これが二度繰り返された。結果的に当初の脚本通り飛行となったものの、役人激怒しジョアンスタッフ一人逮捕・起訴されてしまったが、判決無罪となった。しかし、この一件により撮影許可取り消されてしまい、残り撮影ラジコン模型使って行われ実写部分編集された。 完成した第2作は、ベーカー街にあるジャシーランド・シネマという映画館地味に公開された。レスター・スクウェアオデオン・シネマズでも上映されたものの、第1作同様、興行成績振るわずシリーズ終了となった。なお、2004年製作され実写版映画『サンダーバード』にはジェリー・アンダーソン参加していない。

※この「製作の経緯と興行成績」の解説は、「サンダーバード6号」の解説の一部です。
「製作の経緯と興行成績」を含む「サンダーバード6号」の記事については、「サンダーバード6号」の概要を参照ください。

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