裏サクセス 装甲車バトルディッガー編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/14 07:27 UTC 版)
「パワプロクンポケット10」の記事における「裏サクセス 装甲車バトルディッガー編」の解説
シリーズでお馴染みの今回の裏サクセスはローグライクとRPGが合体したゲーム。 本作から裏サクセスは今までと違い最初から遊べるようになっている。一度死亡した仲間は復活させることができず、次回作とは異なってストーリーの進行上により全員を仲間にすることは出来ない。 ストーリーは2章構成になっており、第1章は与えられた50日間で仲間を集め、3つの遺跡内にある宝を敵を倒しつつ見つけることが目的。目的ではあるが集まらなくても50日を迎えた時に現れるボスを倒せばクリアである。第2章から選手の作成が可能になり、遺跡内にある野球人形の体のパーツを見つけて、選手工房で組み合わせて選手を作ることができる。こちらは日数制限がなく、データを消さない限り永遠に遊ぶことができる。 「遺跡内で燃料の補給アイテムがなくなった状態で燃料が0になる」「バトルディッガーの耐久度が0になる」「主人公が死亡する」のいずれかでゲームオーバーになるが、ゲームオーバーになってもペナルティを受ける代わりにセーブした所から何回でもやり直すことができる。ただし、やり直せる状況ではなくなった場合は諦めてデータを消して最初からやり直すしかない。 第1章のペナルティは「ペラが減る」「装備品以外のアイテムがランダムで無くなる」のどちらか。 第2章のペナルティは「パーティーに加えている仲間が1人使えなくなる」及び一定以上のペラを持っていれば「ペラが減る」。 ゲームスタート時に加担する勢力の中から『レッドドラゴン』『ブラックタイガー』『ホワイトベア』のいずれかを選ぶことができ、選んだ勢力によって仲間になるキャラ・ダンジョンの入る順番・ストーリー・イベントの4つが変化して第1章のシナリオが変わるようになる。第2章からはどの加担する勢力を選んでも共通の内容になっている。 選手の完成は上で述べたように、第2章で拾った頭・胴体・右手・左手・右足・左足の6つの体のパーツを集めて選手工房のモードで作る。手に入れたパーツはセーブデータに関係なく共有されているので、自由に使うことが出来る。各パーツの能力は入手できる階などによって違い、階が小さいと能力の弱いパーツが見つかりやすく、階が大きかったりスキルの幸運のレベルが高いと能力の高いパーツを見つけやすくなる。なお、特殊能力の□の空はランダムで階や幸運に関係なく変化はしない。 基本能力パーツは投手用と野手用の2種類があり、それぞれのパーツの能力値を合計して選手の能力が決定される。 特殊能力のパーツが投手用と野手用と共通の3種類あり、各体パーツにある□の空は特殊能力を装備できるものになっており、□がある分だけ特殊能力を装着させることができ、□以外に(?)の種類があり、選手を完成した後にランダムに特殊能力が装着される(マイナス特殊能力がつく場合もある)。 ダンジョン内部はバトルディッガーで進むだけでなく、降りて徒歩移動もできる。降りると戦闘能力が落ちてしまうが、徒歩でないと通過不可能な狭い通路も存在するが、徒歩移動中はダンジョン内にいる敵だけでなく見えない敵が現れ突然戦闘が始まる場合もある。なお降車中は次のフロアに進む事ができない。 自動セーブはダンジョンに入った時に行われる。ダンジョン内での中断セーブデータはゲームを再開すると消えてしまうため、遺跡内でリセット、ゲームオーバーの場合はダンジョンに入る前から始まる。 このシステム面とストーリー面と選手育成面などは後の作品に続くようになる。 なお、本作のEDで主人公が「キングダム王国の話を聞いて育った」という趣旨の発言をしている事やハガネが『4』裏サクセス『RPG風ファンタジー編』のオオガミの発言を真似ている事から『装甲車バトルディッガー編』のフィクション世界が『RPG風ファンタジー編』の未来のフィクション世界だと判明した。
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