表決の手続とは? わかりやすく解説

表決の手続

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 08:33 UTC 版)

表決」の記事における「表決の手続」の解説

議長表決を採ろうとするときは表決付する問題宣告する衆議院規則1501項参議院規則1361項)。議長表決付する問題宣告した後は、何人も議題について発言できない衆議院議院規則1502項参議院規則1362項)。 なお、日本の国会では衆議院議長表決には加わらず選挙には加わるのに対し参議院議長表決にも選挙にも加わらない議長表決権決裁権の関係については学説対立がある(議長決裁参照)。

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表決の手続

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 07:19 UTC 版)

国会 (日本)」の記事における「表決の手続」の解説

議長表決を採ろうとするときは表決付する問題宣告することとなっており、宣告後、議員表決付され問題について発言できない衆議院規則150条、参議院規則136条)。議員表決に加わるには現に議場にいなければならない衆議院規則148条、参議院規則135条)。表決には条件付けることができない衆議院規則149条、参議院規則134条)。 表決方法起立採決 - 表決方法議長問題について可とする者を起立させて起立者の多少認定して決する起立採決原則とする(衆議院規則151条、参議院規則137条)。 記名投票 - 議長起立者の多少認定しがたいとき、議長宣告対し出席議員5分の1以上から異議申し立てられたとき、議長が必要と認めたときは記名投票となる(衆議院規則151条・152条、参議院規則138条・139条)。記名投票問題を可とする議員白色の票(衆議院規則では白票参議院規則では白色票という)を、問題を否とする議員青色の票(衆議院規則では青票参議院規則では青色票という)を投票する衆議院規則153条、参議院規則139条)。それぞれの色の木札は各議席用意されており、白票白色票)には黒い字で、青票青色票)には赤い字であらかじめ議員氏名記されている。記名投票の際には議長は「議場閉鎖」を宣告し衆議院規則154条、参議院規則140条)、その後参事点呼命じる(議席番号順)。各議員登壇し投票を行うが、先例により衆議院では時計回りに、参議院では反時計回り投票進められる投票終わったときは、議長投票漏れがないか確認するその後議長は「投票箱閉鎖」と「開票」、「議場開鎖」を宣告する。そして、理事が票の点検集計行い集計後、議長投票の結果宣告する衆議院規則155条、参議院規則141条)。衆議院では議長事務総長結果報告命じるのが先例となっている。 押しボタン式投票 - 2015年平成27年)現在、参議院でのみ導入されている方法議席設置され投票機を用いて問題を可とする議員賛成ボタン問題を否とする議員反対ボタンを押すことにより投票する参議院規則140条の3)。議長が必要と認めたときに押しボタン式投票となる(参議院規則140条の2)。参議院の各議員席には投票機が設置されており、賛成白色ボタン反対青色ボタン緑色に近い)、そして、取消赤色ボタン並んでいる。押しボタン式投票の際には議長は「本案賛否について、投票ボタンをお押し願います」と宣告して投票開始される。各議員賛成反対ボタンを押すと、投票の上に付けられている小型の白ランプ青ランプ緑色に近い)が点灯して自らの押した内容確認できるようになっている議長時期見計らって間もなく投票終了いたします」「これにて投票終了いたします」と告げる。そして、投票結果議長報告する同時に投票結果投票総数賛成反対)が参議院議場内3か所に設けられている表示盤に表示される異議なし採決 - 議長問題について異議有無議院諮るという形で表決をとることができる(衆議院規則157条、参議院規則143条)。この場合議長異議がないと認めたときは可決の旨を宣告する。ただし、議長宣告に対して議員異議衆議院の場合出席議員20人以上の異議)を申し立てたときは、議長異議なし採決をとることができない

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