異議なし採決
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 08:33 UTC 版)
「議事進行係」も参照 議院運営委員会での議事日程作成時に全会派が議案に賛成することを表明し、かつ他の採決手段の要求が無かった場合は異議なし採決が行われる。異議なし採決では、議長が「ご異議ございませんか?」と問い、議員らが「異議なし!」と叫び、議長が「ご異議無しと認めます。」と可決を宣言するという流れとなる。 異議なし採決は発声採決(英語版)の一種であるが、他国の議会の発声採決では議案に賛成する者、反対する者がそれぞれ別のタイミングで発声する慣行が多いのに対して、異議なし採決は賛否の者が同時に発声することを求められるのが特徴である。 このため、党議拘束に従わない議員や無所属議員が異議なし採決時に「異議あり!」と唱えても声は届きにくく、議事録では満場一致の扱いとなる。 ただし通常、異議なし採決が行われるのは、慣行上議事主宰者に一任とすべきとされる案件を一任することの承認や、議事日程についての形式的な諮問の際などであり、法案採決等の重要な議決では、全会一致が見込まれる場合でも他の採決手段が用いられることがほとんどである。
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異議なし採決
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 14:21 UTC 版)
議長が問題について異議の有無を議院に諮り、異議がない場合には問題を可決する方法である。ただし20名以上の異議があった場合は、起立投票を行わなければならない。
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