新型コロナウイルス感染症対策による押しボタン式投票の中止
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 01:30 UTC 版)
「押しボタン式投票」の記事における「新型コロナウイルス感染症対策による押しボタン式投票の中止」の解説
第201回国会会期中の2020年(令和2年)4月10日の本会議における採決は、押しボタン式投票ではなく起立採決で行なわれた。これは4月7日に改正・新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく新型コロナウイルス緊急事態宣言が発令された事から、感染防止のため、密集を避けるため間隔を空けて着席することになり、押しボタン装置のない席を利用する議員が生じたためである。なお、参議院の本会議場は、貴族院時代からの議場をそのまま使用しているため、460席配列されており、議員数(245名)よりも多くの議席があるため可能になった措置である。また全会一致議案も衆議院と異なり起立で行い、異議なし採決ではなかった。その後の第202回国会(記名採決だった内閣総理大臣の選挙以外に採決はなかった)以降においても押しボタン式投票が中止されており、起立採決となっている。
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