蘭との関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 09:35 UTC 版)
蘭とは13年前保育園に転入してきた時からの付き合いであり、なかなか素直になれずにいたが両想いであり、とある事件をきっかけに蘭に対して「好きな女」と告げる形で告白することができ、修学旅行で訪れた清水寺で告白の返事として蘭から頬にキスをされたことで恋人関係になった。また、蘭から「わたし達付き合ってるってことでいいんだよね?」とメールで聞かれ、本人も恋が成就した事を喜びつつも「付き合ってるに決まってるだろ」と返信した。 自分を想う蘭の恋心に関しては、平次があきれ果てるほど鈍感だが、母・有希子から「女」に関しての雑学を吹き込まれている影響から他人の恋愛沙汰には敏感なため、恋愛感情が絡む事件の推理に不自由はない。混浴や風呂場で死体が発見された際に蘭の裸を見て鼻血を出すなど、蘭に対してはウブなところもある。 小学1年生の頃は、恥ずかしがって(少なくとも学校では)蘭のことを名字の「毛利」と呼び、自分のことも「工藤くん」と呼ばせようとしていた時期があり、蘭はそうなることを嫌がっていたが、とある些細(ささい)な謎解き事件がきっかけで、互いに再び下の名前で呼び合うようになったというエピソードもある。 新一だった頃の中学時代には、当時生徒会長で男子の注目の的であり、現在は東都大学の一年でミス東都にも輝いた3年生の麻美先輩から告白されたが、蘭への気持ちゆえにそれを断っている。 蘭には「厄介な事件に関わっているから解決するまで帰れない」ことにしているが、蘭が心配しないように時々新一の声(蝶ネクタイ型変声機を使用)で電話をかけている。 なお、子供時代に蘭の母親の妃英理によく叱られたトラウマから、彼女に対して本能的に恐怖を感じてしまう。 蘭に「コナンと新一が同一人物」と半ば見抜かれたことが数回あるが、その度にコナンおよび他に正体を知っている者たちが誤魔化すことで、蘭は勘違いか考え過ぎと思わされ、「やはり2人は別人」と認識した状態が続いている。逆にコナンが蘭に対して自ら正体を明かそうと試みたこともあるが、こちらもその度に諸事情が重なって果たせていない。 江戸川コナンとして、蘭の事を「蘭姉ちゃん」と呼んでいるが、興奮したときなどによって工藤新一の口調にもどり、「蘭」と言ってしまう事もある。
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