藤崎台球場での出来事
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「藤崎台県営野球場」の記事における「藤崎台球場での出来事」の解説
1980年11月16日の秋季オープン戦(巨人対阪神)で、巨人の王貞治が現役最後の本塁打を放っている。この模様はテレビで放送され、王が本塁打を右翼席に叩き込みグランドを一周すると、巨人はもとより阪神の選手も全員が一礼して王を出迎え、挨拶するという光景が見られた。 1981年3月8日、広島対日本ハムのオープン戦で、広島の山崎隆造が村井英司の打球を追って外野のコンクリートフェンスに激突し、右膝蓋骨を骨折する事故があった。当時プロ野球本拠地球場のフェンスにはラバーを張られるようになっていたが、地方の球場はまだフェンスがコンクリートのものが多かった。プロ野球公式戦開催球場のフェンス部緩衝材設置が正式に義務化されたのは1988年からである。 1987年6月11日の巨人対中日戦で、巨人のウォーレン・クロマティが中日の宮下昌己投手から背中に死球を受けた際、クロマティがマウンドに駆け寄りながら宮下に対し帽子を取って謝るようジェスチャーを交えながら要求するも宮下が帽子を取らなかったため、マウンド上でクロマティが宮下の顎へ右ストレートパンチを放つという事件が発生し、当時話題にもなった。両者はその後、テレビ番組の企画で再会を果たしている。 1999年3月5日、巨人対阪神のオープン戦で、前年の秋季キャンプより投手としての練習を開始して本来の外野手との兼務(二刀流)を目指している阪神・新庄剛志が、初登板となるリリーフの1イニングを三者凡退に抑えた。 2018年4月14日、熊本地震の前震発生から2年となったこの日、ソフトバンク対ロッテの試合が13時から行われる予定だったが、雨天の影響で13時04分に中止が発表された。しかし、その直後始球式に登場予定だったコロッケが本人の申し出で急遽グラウンドに現れ、松山千春や玉置浩二などのモノマネを披露し、場内を盛り上げたことが話題になった。 2018年7月14日、熊本県では初となるオールスターゲームが開催された。この試合では6回表にセントラル・リーグの4番手として43歳3ヶ月の上原浩治(巨人)が登板し、それまで工藤公康が持っていたオールスターゲームにおける最年長登板記録を更新した。
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