自身のレーベルで活動開始
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/26 02:07 UTC 版)
「ザ・ギャザリング」の記事における「自身のレーベルで活動開始」の解説
2001年、クラブ・シーンにも似合う作風となったこともあってか、小さなクラブも積極的に組み込んだツアーを展開。更に、人気が出始めた南米にも足を運び、特にメキシコで熱狂的な出迎えを受ける。ツアー後、メンバーは長い休暇に入り、一旦、ファンの前から姿を消す。この時、ビジネス面で大きな動きがあった。所属レーベルのセンチュリー・メディア・レコードとの亀裂が深まり、契約解消が決まったのである。ビジネス的に身軽になったことを利用してか、長らく入手不能だった初期のデモ2作を、初回限定ライブ映像ディスク付きで、『Downfall - The Early Years』としてリリースしている。また、同時期、自身のレーベルPsychonaut Recordsを立ち上げ、Foundation 2000からリリースされていたファースト・アルバム『Always...』、セカンド・アルバム『Almost A Dance』を、リマスタリングして再発売している。 2002年、EP『Black Light District』を発表。大手レーベルには属さず、新作も自身のレーベルで販売して行くことがアナウンスされた。収録曲は3曲であるが、うち1曲は16分にも達する大作であった。「Amity」のカップリングに収録されたトーク・トークのカヴァー「Life Is What You Make It」のサウンドと同系統の、気怠いアンビエント・サウンドとグランド・ピアノのサウンドとなっている。また、ライブDVD『In Motion』が旧所属先のセンチュリー・メディア・レコードより発売になった。 2003年、アルバム『Souvenirs』を発表。ソニック・ユースを手掛けた若手プロデューサーと、先鋭的なサウンドを築いている。もはやゴシックと呼べるのは、シングル「Monsters」くらいとなった。英語圏のプロデューサーが一部詞を手掛けているため、「英語としておかしな表現」がなくなっている。プロデューサーとのデュエット・ソングも収録している。 また、一般販売網を経由しない、初めての作品もリリースされている。シングル「You Learn About It」がそれで、大手CDショップにもネットCDショップにもカタログが見当たらない。どうやら、公式通販サイトのみからの出荷のようである。エディット・ヴァージョンとフル・ヴァージョンの2曲を収録する。 2004年、一時的にセンチュリー・メディア・レコードとの関係が復活。アンプラグド(アコースティック)・ライブ・アルバム『Sleepy Buildings - A Semi Acoustic Evening』を録音・リリースする。なお、この作品をもって結成以来ベースを弾いてきたフーゴ・プリンセン・ヘーリフスが脱退することが発表された。 2005年、シングルB面+デモ音源を収めた2枚組CD『Accessories - Rarities and B-Sides』がリリースされた。後に『ナイトタイム・バーズ』のリマスター・再リリースの際、シングルB面を改めて大量収録している。また、2作目のライブDVD『A Sound Relief』も、同年リリースされている。
※この「自身のレーベルで活動開始」の解説は、「ザ・ギャザリング」の解説の一部です。
「自身のレーベルで活動開始」を含む「ザ・ギャザリング」の記事については、「ザ・ギャザリング」の概要を参照ください。
- 自身のレーベルで活動開始のページへのリンク