自ら会社を設立とは? わかりやすく解説

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自ら会社を設立

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/30 18:42 UTC 版)

ジョン・ブローニング」の記事における「自ら会社を設立」の解説

ウィンチェスター社との交渉の末、特許売却により大金得たジョン兄弟達はオグデン新たに二階建て建物買い取り1883年に「ブローニング兄弟商会(J.M.BROWNING & BRO.)」の名称で銃砲店を設立した店内での営業銃器販売主として銃の調整から修理、さらに釣り具販売されていた。自らの店を持ったジョン達はその後、店での役割人事決めることとなったその結果ジョンは銃の設計開発専念しマシュー店舗経営管理その他の兄弟達はそれまで販売してきた銃の修理製造を行うことで合意し店の経営それなりに順調に進めることが出来たその後ジョン新たにレバーアクションライフルを開発し特許取得している。外見上はウィンチェスター社が製造したウィンチェスターM73とそっくりな物だが、内部構造二つのロッキングブロックを使用しボルト閉鎖するといったM73比べて頑丈故障少な設計になっていた。さらに弾薬それまで単発式ライフル使用していた45-90弾を使用することが可能で、のちの改良型では50-110-300弾(0.50インチ口径)といった大口径弾を使用できた。この新型ライフルウィンチェスター社はブローニングから50,000ドル買取りウィンチェスターM1886英語版)として販売されるようになった。このM18861886年から1932年までの間に総製造数16製造されることとなりウィンチェスターでは空前ヒット商品となったM1886製造ウィンチェスター社に売りこんだ1884年ジョンマシューベネットからの招待を受け、ユタ州からコネティカット州ウィンチェスター本社に向かうこととなった。そこでベネットから新たにレバーアクション式のショットガン製造の話を持ちかけられる。その答えジョンマシュー2年以内には出来ると答え研究開始し、8か月後の1885年6月特許申請行ないウィンチェスター売りこんだ。これが世界初のレバーアクション・ショットガンであるウィンチェスターM1887(英語版)である。 この時ジョンは、ショットガン機構にはレバーアクションとは違う別の作動方式が向くと考えていた。そこで1890年新たに彼が考え出した機構部が後のショットガン機構部として有名となる「ポンプアクション方式」である。ポンプアクションとは、ショットガン銃身取付けられた送弾機スライドさせ、それをまた戻すことで射撃姿勢維持したまま弾薬装填と廃同時に行う機構である。このポンプアクション機構取入れ撃鉄露出させた有鶏頭型(オープンハンマー)ショットガン開発している。この銃はその後ウィンチェスターM1893として世に売り出された。M1893は改良されウィンチェスターM1897としてアメリカ中心に大々的売られる事となった。さらにM1897ウィンチェスター社の銃技師であるトーマス・C・ジョンソンによりさらに改良加えられ1912年ウィンチェスターM1912として1943年まで製造されることとなった

※この「自ら会社を設立」の解説は、「ジョン・ブローニング」の解説の一部です。
「自ら会社を設立」を含む「ジョン・ブローニング」の記事については、「ジョン・ブローニング」の概要を参照ください。

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