紀勢本線全通後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 17:46 UTC 版)
「くろしお (列車)」の記事における「紀勢本線全通後」の解説
1959年(昭和34年)7月15日:紀勢本線全通に伴い、以下のように変更する。「くまの」の運行区間が天王寺駅 - 名古屋駅間に延長。紀勢本線全線を通しで運行する準急列車になる。 天王寺駅 - 白浜口駅間および南海難波駅 - 白浜口駅間で臨時「第2きのくに」が1往復増発(毎日運転)。 天王寺発新宮行きの夜行普通列車が準急列車化され「はやたま」になる。これにより「はやたま」は1往復になる。 10月20日:「南紀」の運行区間が天王寺駅 - 新宮駅間に変更され、気動車化。「第2きのくに」が定期列車化。 1960年(昭和35年)6月1日:「はやたま」が「南紀」に統合されて廃止。これにより、「南紀」は気動車列車と客車列車1往復ずつの2往復になる。 10月28日:毎日運転の臨時列車として準急「臨時南紀」(りんじなんき)が天王寺駅 - 新宮駅間で運行開始。 1961年(昭和36年)3月1日:ダイヤ改正に伴い、以下のように変更。準急「くまの」が急行列車化され「紀州」(きしゅう)に改称されて廃止。使用車両が客車から気動車に変更される。 「臨時南紀」が「南紀」に統一され、「南紀」は3往復になる。また、昼行列車の一部に南海線難波駅発着の編成が連結開始。 10月1日:急行・準急列車が増発(天王寺駅 - 名古屋駅間:1往復、天王寺駅 - 白浜駅間:1往復、天王寺駅・和歌山市駅 - 新宮駅間:1往復)。 1962年(昭和37年)3月1日:ダイヤ改正により、以下のように変更。準急「はまゆう」が京都駅(奈良線経由)・名古屋駅(関西本線経由)・天王寺駅(阪和線経由)- 白浜口駅間で運行開始。奈良駅で京都駅と名古屋駅発着編成を連結して和歌山線を経由し、東和歌山駅(現・和歌山駅)で天王寺駅発着編成を連結する多層建て列車であった。 新宮駅 → 名古屋駅間(和歌山線・関西本線経由)で準急「はやたま」が運行開始。王寺駅 → 名古屋駅間は「かすが」と併結。 天王寺駅 - 紀伊椿駅(現・椿駅)間で準急「きのくに」が運行開始。 天王寺行き「南紀」2号が客車列車化。 6月10日:「きのくに」が天王寺駅 - 紀伊椿駅間で1往復増発。 1963年(昭和38年) 3月16日 - 5月18日:期間中の土曜日の「第2きのくに」が、白浜口駅 - 新宮駅間で延長運転。 10月1日:ダイヤ改正に伴い、以下のように変更。「はまゆう」の天王寺発着編成の列車が「しらはま」に変更。「はやたま」に白浜口駅 → 天王寺駅間の編成と併結を開始して「しらはま」になる。これにより「しらはま」は、白浜口行き2本と天王寺行き3本になる。 「きのくに」が1往復増発され、4往復になる。
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