第8話・第9話
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 08:17 UTC 版)
鷲津 莞爾 演 - 竜雷太(第8話・第9話) 鷲津組の組長。「タイヨウ」に入所してくる。連日、見舞いの豪華な花は届くものの、家族や部下が一切見舞いに来ない状況に苛立ちと孤独を感じている。当初はヘルパー達の対応や周囲の介護者達の姿に嫌悪感を抱いていたが、同室の夏夫とは状況が似ている者同士、共に将棋や音楽を楽しむなど、徐々に心を通わせるようになっていく。後に「タイヨウ」に入所したのは、自分を始末しようとする尾国の謀反であることを知り、幹部らに命令して尾国を制裁する。同時に、隼会との抗争も終息させた(事実上の和解)。 尾国 辰也 演 - 鈴木一真(第8話・第9話) 鷲津組構成員。莞爾を気遣って「タイヨウ」に入所させるも、その裏では企みを持っている。久米の襲撃事件にも関わっており、りこと三樹矢から仇討ちの対象となる。後に莞爾への謀反が知られ、幹部達より制裁を受けることになる。 長谷川 司郎 演 - 相島一之(第8話・第10話) ハートフルバード・幹部。 → ハートフルバード・新社長。弥生と結託しており、会議上で批判をしたり、晶の病状を出席者全員に知らしめるなど窮地に陥れる。 山浦 夏夫 演 - 峯のぼる(第8話・第9話) 渉の父。脳梗塞を患い、後遺症で言葉がほとんど発せられず、片腕も不自由である。家族達から預けられる形で「タイヨウ」に入所しているが、その家族は見舞いにすら訪れない。心筋梗塞を起こして病院に運ばれた際は、意識不明で回復は難しいとされていたが、後に一旦、血圧などが安定したため、看取り介護目的で「タイヨウ」に戻る。最期の時まで家族は現れなかったが、莞爾を始めとする入居者やヘルパー達に看取られて息を引き取った。生前、不自由な手で懸命にヘルパー達や莞爾への感謝の想いを綴っていた。 山浦 渉 演 - 梶原善(第8話・第9話) 夏夫の息子。多忙を理由に夏夫を見舞うことがなかった。病院に運ばれた夏夫を延命するか否か選択を迫られる。後に一旦安定した夏夫を「タイヨウ」に戻す際、看取り介護を依頼する。最期の時も会議中であるがゆえに、タイヨウからの呼び出しを無視してかけつけることはなく、夏夫の死後、これまでの父親に対する見舞いなど気遣いの足りなさを後悔して号泣する。 山浦 冴子 演 - 谷川清美(第8話) 渉の妻。 山浦 千佳 演 - 菅野莉央(第8話) 渉と冴子の娘。
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