第3章 ふたつのトルネード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/21 14:14 UTC 版)
「トルネード!」の記事における「第3章 ふたつのトルネード」の解説
第3章 ふたつのトルネードナンバー内容1 邦王学園最強決定戦当日、葉桜栄斗は、不良二人組による襲撃で、左膝を負傷していたが出場する。しかし負傷の程度は重く、立ち上がれない栄斗は、ゴングが鳴る前から棄権扱いになろうとしていた。そこへ颯爽と現れた円乗寺七味は、栄斗に代わって瞬く間に、対戦相手の山田忠彦をノックダウンした。 2 松葉杖をついた栄斗は、円乗寺一味の希望を聞き入れ、ゲスト解説をする事になった。優勝候補の立花弘道と拳法同好会の吉川次郎が試合が行われ、立花が勝利し、一回戦は全て終了する。ラン・ジの選手が棄権した為、みずかが不戦勝となる。 3 二回戦が始まり、七味は、剣道部の岩見沢にコーナーに追い込まれるが、竹刀を両足で挟み込んで受け止める。発狂し理性を失った岩見沢に、お尻を齧り付かれそうになるが、素早く足で竹刀を操ると、面打ちをして勝利する。 4 みずかは二回戦で、ボクサーの田代光と戦う。栄斗が七味にいやらしい事をしたいのだと聞き違いし、怒りに駆られたみずかはパンチの連打を田代に浴びせ、勝利をもぎ取る。 5 二回戦が全て終了し、準決勝に進出する四人が決定した。学園内には他校の生徒も多く目につき、栄斗はその中に自分を襲撃したリョウジを見つける。 6 準決勝、七味は空手部の椚里奈と戦う。椚からパンツを見せながら戦う事に激昂されるが、七味は気にした風もなく彼女にキックを何発も叩き込むと、最後は椚の首に足を絡みつかせた投げ技で勝利する。 7 リョウジ達不良集団の動きに不信感を抱いた栄斗は、彼らの狙いがみずかだと分り、控室に急ぐ。控室には、リョウジ達が危険と見て駆けつけた七味もいたが、既に彼らはみずか一人に叩きのめされていた。 8 制服に着替えたみずかは、準決勝で、立花と戦う。みずかを侮った立花は開幕で顔面に膝を叩き込まれてしまい、本気を出して柔道技で投げ飛ばそうとするが、どれも決まらない。寝技を危険視した、みずかは見様見真似のカポエラを始めると、ほんの十秒で立花を沈めた。 9 決勝戦の前、栄斗は覆面で変装した七味を見つけ、覆面を止めさせる。 10 バックステージから帰る途中、栄斗は学園に来ていた円乗寺成伴と彼の弱みを握った鈴花と遭遇する。 11 決勝戦、七味とみずかが戦う。みずかのスープレックスで場外に投げ飛ばされ、七味は今大会で初めてピンチに陥る。その後、みずかのスリーパー・ホールドが決まってしまうが、失神したフリをして七味は窮地を脱する。二人の攻防は加速していき、好奇の目を向けていた観客も次第にファイトそのものに熱中し、会場全体がトランスへ突入する。七味のカポエラとみずかのカポエラ、ふたつのトルネードが激突し、栄斗はどちらも応援した。最後は、強烈な一撃がみずかの鳩尾に命中し、七味が優勝した。
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