第2格変化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 05:43 UTC 版)
「古代ギリシア語の格変化」の記事における「第2格変化」の解説
格男性・女性中性単数複数双数単数複数双数主格 βίος βίοι βίω μέτρον μέτρα μέτρω 属格 βίου βίων βίοιν μέτρου μέτρων μέτροιν 与格 βίῳ βίοις βίοιν μέτρῳ μέτροις μέτροιν 対格 βίον βίους βίω μέτρον μέτρα μέτρω 呼格 βίε βίοι βίω μέτρον μέτρα μέτρω アクセントの位置は、最後から3番目の音節にアクセントがある場合(antepenult)を除き、全ての格で不変である。最後から3番目の音節にアクセントがある場合(antepenult)は、最終音節が長母音の場合に限り、最後から2番目の音節(penult)にアクセントが移る(例:ἄγγελος, ἀγγέλου)。 ホメロス文体、並びに、イオニア方言では複数与格に-οισιが現れる。 ラテン語の第2格変化、及び、第4格変化に相当する。
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第2格変化(O型)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/31 18:27 UTC 版)
「ラテン語の格変化」の記事における「第2格変化(O型)」の解説
第2格変化の大半を占めるのは男性名詞と中性名詞である。例、男性名詞:equus, equī (馬)、puer, puerī (少年)。中性名詞:castellum, castellī (砦、要塞)。女性名詞も僅少ながら存在するが、多くは貴石、植物、木、町の名称などである。 通常、単数主格では、語尾が、男性名詞は-us、中性名詞は-umとなる。他に、男性名詞には語尾が-erのものも若干存在するが、この全てに共通するのは、単数属格で語尾が-īとなる点である。第2格変化表で優勢な音はoであるため、「O型格変化」とも呼ばれる。 equus, equī m.「馬」 数単数複数主格 -us (equus) -ī (equī) 属格 -ī (equī) -ōrum (equōrum) 与格 -ō (equō) -īs (equīs) 対格 -um (equum) -ōs (equōs) 奪格 -ō (equō) -īs (equīs) 呼格は、複数では主格と同形。単数では-e (eque)となる。 dōnum, dōnī n.「贈り物」 数単数複数主格 -um (dōnum) -a (dōna) 属格 -ī (dōni) -ōrum (dōnōrum) 与格 -ō (dōnō) -īs (dōnīs) 対格 -um (dōnum) -a (dōna) 奪格 -ō (dōnō) -īs (dōnīs) 呼格は主格と同形。
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