第1枝篇:オジエの出自とは? わかりやすく解説

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第1枝篇:オジエの出自

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/13 15:01 UTC 版)

オジェ・ル・ダノワ」の記事における「第1枝篇:オジエの出自」の解説

第1篇(全3109行)は、オジエ青少年期の部ともいえるが、おおよそ次のような筋書きである: 若きオジエ人質となり、シャルル王に預けられる。それでも監禁先のサントメール城主の娘と情事おこない息子ボードワン(→ボルドウィン)をもうける。 そのうちオジエの父デンマルク公ゴーフロワ(→ジョフロワ)の不遜が度を増しシャルル王は、オジエ絞首刑にすると決める。ところがローマ教皇から、異教徒侵略対す救援依頼状が届きシャルルは、オジエ連行しイタリアに向かう。身元保証人は、親戚バイエルン公ネーム(→ナモ)が引受けるオジエ元服騎士叙任儀礼)を受けておらず具足もなく丸腰だった。観戦していると、前衛旗手英語版)を務めるアロリー・ド・プイユ(プッリャ州のアロリー)の敵前敗走目にするオジエたちは、アロリー隊から甲冑軍旗オリフラム)を奪い奮迅した。苦戦中のフランス軍応酬しオジエ感謝され王から佩刀叙勲を受ける しかし新手強敵カラウー(→カラヒュー)の報告が入る。カラウーは、敵の総大将である都督アミラル〕コルスブルの娘グロリアンドの許嫁だったが、異教徒ながら、たいへん義を重んずる人物であった。またカラウーは、聖剣コルタン( →コルタナ)の所有者で、姫の御前でのオジエ決闘申し込む。シャルル息子シャルロ自分出番だと駄々をこねるので、もうひとりサドワヌ(→サドン)という対戦相手をつけて、二組で決闘をおこなう。ところが戦い佳境入った頃、水をさすように、都督息子ダヌモンの一団乱入しオジエ捕獲する説得応じ釈放しないため、律儀なカラウーは、フランス陣営投降し、もし、オジエ処刑されようものなら、自分殺して構わないと言った。 ここで異教徒側にまた強者救援到着するマヨルカ国のブリュナモンという猛者である。都督は姫とカラウーの婚約破談にし、このブリュナモンと娶わせるという。姫は反対だが、阻止するとなると勇士立ててブリュナモンと戦わねばならない。姫はその勇士の役を、なんと俘虜オジエ依頼し、カラウーも聖剣コルタンオジエ与えて一任するオジエはみごとブリュナモンを斬り捨て、額に白点のある黒馬ブロワフォール(→ベフロール)を手に入れる。

※この「第1枝篇:オジエの出自」の解説は、「オジェ・ル・ダノワ」の解説の一部です。
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