第二部からの登場人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 17:02 UTC 版)
「愛少女ポリアンナ物語」の記事における「第二部からの登場人物」の解説
ルース・カリウ 声 - 池田昌子 デラの姉。ポリアンナと知り合った時の年齢は29歳。大都会ボストンに1人で住んでいる大金持。名門ウェザビー家の次女にして大富豪カリウ家の女主人。女優のように美しい容姿で、ポリアンナから「プリズムの国の女王様」と呼ばれる。しかし両親や主人、子供に先立たれ、最愛の甥ジェミーも6年前に行方不明になり、生きる望みを失って不幸な毎日を過ごしている。甥のジェミー・ケントをあらゆる手を尽くして探しだそうとしている。頭痛もち。彼女もパレーと同様に、特効薬として送り込まれたポリアンナをはじめのうちは疎ましく思うが、次第に心引かれ少しずつ心を開いていく。ポリアンナの働きかけで、モルフェイ横丁のジェミーを引き取ることになる。ジェミーを引き取ってからは、彼女の生活にも張りがでたようである。しかし、本当のジェミー・ケントのことは諦めておらず、弁護士ハリーにも、これまでどおり調査を続行するよう命じていた。「あたくしのジェミー」が口癖。 ジェミー 声 - 渡辺菜生子 モルフェイ横丁に住む若君。ミッキーには若君ジェームスと呼ばれている。礼儀正しく、品位ある少年。足が悪くていつも車椅子で生活している。5年前に父を亡くし、その後はミッキーの母に引き取られてわが子同然に育てられた。名字は覚えていない。逃げてしまったチップマックを彼が保護した縁で、ポリアンナと知り合う。チップマックに「騎士ランスロット」という名前をつけていた。その日の食事にも困るような貧しい生活を送っているが、嬉しいことがあった時は、「喜びの本」というノートに記録している。ときどき、足がたいそう痛むときがある。カリウ夫人は、このジェミーを甥のジェミー・ケントの身代わりとして引き取るが…。 ミッキー・モルフェイ 声 - 頓宮恭子 ボストンの新聞売りの少年。モルフェイ横丁のアパートに、母親とジェミーの3人で暮らしている。毎日自宅から公園にジェミーを送り迎えをしている。ポリアンナがボストンの町で迷子になった時に助けて以来、ポリアンナと友達になる。彼らが暮らすモルフェイ横丁のボロアパートは、カリウ家が所有する物件。原作ではジェリーという名前である。 サディ・ディーン 声 - 佐久間レイ カリウ家の隣に住んでいる、ちょっとわがままなお嬢様。その後開かれたカリウ家のパーティに参加しジェミーの礼儀正しさを気に入って友達となる。翌日から数日間かけてポリアンナたちと一緒にボストン見物を楽しみ、その後夏の間デラと同行してハリントン家に滞在する。虫が苦手。
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