私の好きな天安門
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「私の好きな天安門」(わたしのすきなてんあんもん)、「我愛北京天安門」(ウォーアイ ベイジン ティエンアンメン、中国語: 我爱北京天安门)は、中華人民共和国を創建した毛沢東を讃えた、文化大革命時代の歌曲。旋律は清新で、リズムは活き活きしており、音域も9度(1オクターブ)の範囲に収まっているため、歌える場面が広く、児童の歌唱にも向いており、「兒歌」(童謡)としても定番となっている。この曲は、当時、大いに広まっていた「語録歌」(中国語: 语录歌)、「忠字歌」(中国語: 忠字歌)などと称された『毛主席語録』の内容に基づく歌曲が、紋切り型の行進曲調、応援歌調だったのとは異なり、当時から抜きん出た特徴をもっていた。政府のイデオロギー的要請から制作され、これに「金色の空(镀金的天空)」のモチーフを散りばめ、金色の縁取りを施した作品である。
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- ^ “「我愛北京天安門」(1)”. 人民網/人民日報社 (2009年4月17日). 2017年3月31日閲覧。
- ^ 小倉和夫「外交における非言語的コミュニケーションの役割 その7 音楽と外交(上)」『外交』第19巻、外務省、 159頁。 NAID 40019689571 Google books
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