祭かざぐるま【マツリカザグルマ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8399号 |
登録年月日 | 2000年 10月 4日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 祭かざぐるま よみ:マツリカザグルマ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2003年 10月 7日 | |
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県芦品郡新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,出願者所有の育成系統に同花形の混合花粉を交配して育成されたものであり,花は明緑黄色に赤茶色の底赤が入るやや小輪で,切花向きの品種である。草型は直立性,草性は高性,開花時の草丈は中である。茎の太さはやや太,色は緑,強さは中,中空の程度は小,摘心後の分枝性は少,側らいの発生程度はやや多,節間長は中である。葉身長は長,葉幅はかなり広,葉の縦横比は中,葉柄の長さはやや長,一次欠刻は深,表面の色は濃,裏面の色,毛じの多少は中,光沢度は弱,厚さは中,硬さは軟,葉柄の着生角度は上向き,たく葉の有無は殆どの葉に付着,形は3~4深裂以上,大きさは中,分布状態は主として両側に付着するである。花房の形は円錐形,花の大きさは小,厚みは低,舌状花の重ねは1.5列まで,舌状花数はかなり少である。管状花部の直径はやや小,管状花数は多,分布は集中,長さはやや大である。花弁の形はさじ弁,先端の形は尖る,花弁の長さはやや小,幅はやや狭,外花弁の表面の色は明緑黄(JHS カラーチャート2705)で基部が赤茶色(同0715),裏面の地色は明緑黄(同2705)で穏紅色(同0115)のぼかし,舌状花表面の色の分布状態は底赤,外花弁の角度は上向き,花盤の色は黄緑,花たくの形は盛り上がった円錐状,大きさはかなり小,総ほうの大きさは小,花首の太さはかなり細,長さは極長,生態分類型は秋ギク,開花の早晩性はやや早である。「鏡かざぐるま」及び「セイサンドラ」と比較して,葉幅が広いこと,外花弁の表面の色が明緑黄で基部が赤茶であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成5年に出願者のほ場(広島県芦品郡新市町)において,出願者所有の育成系統に同花形の混合花粉を交配し,その実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,8年に特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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