福うずら【フクウズラ】(食用作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10367号 |
登録年月日 | 2002年 7月 10日 | |
農林水産植物の種類 | いんげんまめ | |
登録品種の名称及びその読み | 福うずら よみ:フクウズラ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 北海道 | |
品種登録者の住所 | 北海道札幌市中央区北三条西6丁目 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 村田吉平、千葉一美、佐藤仁、江部成彦、品田裕二、飯田修三 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統どうしを交配して、育成された固定品種であり、育成地(北海道河西郡芽室町)における成熟期はやや早、有限わい性で種皮は濃赤紫の普通斑・うずら斑が入り、子実がやや大きい食品用の品種である。伸育性と草型は有限わい性、胚軸の色は赤紫、主茎節数は少、花色は赤紫である。若莢の地色は緑、斑紋の色は赤紫、斑紋の種類は条斑・多、長さは中、幅は広、一莢内粒数は少である。子実の形は楕円体、種皮の地色は褐、斑紋の色は濃赤紫、斑紋の種類は普通斑・うずら斑、種皮の環色は黄褐、粒の大小はやや大である。開花期は早、成熟期はやや早、耐倒伏性は中、炭そ病抵抗性レース7は無、同レース38及び同レース81は有、黄化病抵抗性はやや弱である。「福粒中長」と比較して、伸育性と草型が有限わい性であること等で、「大正金時」と比較して、種皮の斑紋が普通斑・うずら斑であること、種皮の環色が黄褐であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成2年に北海道立十勝農業試験場(河西郡芽室町)において、出願者所有の育成系統「十系D5号」に同育成系統「十系B158号」を交配し、その実生の中から選抜、以後、固定を図りながら7年から生産力検定試験、特性検定試験を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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