神々と弓矢とは? わかりやすく解説

神々と弓矢

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 05:19 UTC 版)

弓矢」の記事における「神々と弓矢」の解説

『古事記』神道応神天皇 - 『古事記』品陀和氣命応神天皇)の別名は、大鞆和気命とありその由来誕生時に腕の肉が鞆のようになっていたことによるという。そのため弓矢神として現在も様々な神社祀られている。八幡神 - 八幡大菩薩ともいい、応神天皇のことでもあるが、応神天皇主神として、神功皇后比売神合わせて八幡三神とも捉えられている弓矢神。また慣用句として弓矢限らず射幸心の伴う事柄で、当ってくれと願う時に南無八幡」と唱える語の語源となっている。 山幸彦 - 山佐知彦とも表記し、昔話としても広く知られる弓矢用い狩りの神。「幸(さち)」が「弓矢釣竿釣り針」を示したり、狩り獲物や漁の獲物を指す「山の幸海の幸」を表す謂れとなる物語海幸彦と並ぶ主人公である。 天若日子 - 天雅彦とも表記し、霊力を持つ天麻迦古弓(あめのまかごゆみ)という弓と、天羽々矢(あめのはばや)という矢を携えた弓矢の神。天の鹿児弓・天之波士弓(あめのはじゆみ)・天之加久矢(あめのかくや)など様々な表記名称がある。 ヒンドゥー教 シヴァ - 4本の腕に金剛杵弓矢と刀を持つ神。弓はピナーカといい、矢はパスパタという。 ヴィシュヌ - サルンガという太陽の光出来た弓と、炎と太陽の光からなり翼を持つ矢を、携えた神。 インドラ - 風雨操り、虹を弓として使う神。 カーマデーヴァ - 「サトウキビの弓」と「5本の花の矢」の「愛の弓矢」を持つ神。マーラ - カーマ起源とし仏教密教においては愛染明王と言い天上界最高神で弓を持つ神。愛の弓矢効能から縁結びの神としても知られるローマ神話 クピードーキューピッド) - 矢に射られた者は恋か失恋をする。カーマデーヴァとの多く共通点から互いに影響があったことがうかがえる

※この「神々と弓矢」の解説は、「弓矢」の解説の一部です。
「神々と弓矢」を含む「弓矢」の記事については、「弓矢」の概要を参照ください。

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