硫化銅とは? わかりやすく解説

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りゅうか‐どう〔リウクワ‐〕【硫化銅】

読み方:りゅうかどう

硫化物

硫化銅(Ⅰ)。金属光沢のある暗灰色結晶天然には輝銅鉱として産する化学式Cu2S

硫化銅(Ⅱ)。黒色粉末または結晶天然には藍銅鉱(らんどうこう)として産する化学式CuS


硫化銅(II)

英訳・(英)同義/類義語:cupric sulfide

CuS

硫化銅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/28 14:20 UTC 版)

硫化銅(りゅうかどう)とは硫黄とから成る黒色の無機化合物で、組成および銅や硫黄の酸化数の違いにより、硫化銅(I) (Cu2S) と硫化銅(II) (CuS)、ほかさまざまな組成比の化合物が知られる。




「硫化銅」の続きの解説一覧

硫化銅(I)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/28 14:20 UTC 版)

「硫化銅」の記事における「硫化銅(I)」の解説

組成式は Cu2S の灰色光沢ある結晶で、不溶温かい希硝酸には溶ける比重 5.6 g/cm3、融点 1130 CAS登録番号は [22205-45-4]。電気良導体天然には輝銅鉱 (chalcocite) として産する黄銅鉱 (CuFeS2) を焙焼すると Cu2S が生じる。ここで得られる混合物からスラグ除いたのちに空気中の酸素処理すると、金属得られる

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硫化銅(II)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/28 14:20 UTC 版)

「硫化銅」の記事における「硫化銅(II)」の解説

比重 4.64 g/cm3 の黒色粉末または青黒結晶で、電気良導体CAS登録番号は [1317-40-4]。組成式CuS表されるが、実際結晶中には(II)イオン硫化物イオン (S2−) のほかに、酸化還元反応生じた(I)イオン二硫化物イオン (S22−) を含んでおり、Cu(I)nCu(II)mSn(S2)m の形式となっている。 220 上で分解して Cu2S となる。湿った空気中では徐々に酸化を受ける。 天然には銅藍covelliteコベリン)として産する分析化学において、(II)イオン検出するための古典的な定性分析法では、(II) イオン硫化水素反応して硫化銅(II) の黒い沈殿与え反応利用する

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硫化銅

出典:『Wiktionary』 (2021/08/16 04:15 UTC 版)

名詞

  りゅうかどう

  1. 硫黄化合してできる物質組成および硫黄酸化数違いにより、硫化銅(I) (Cu2S) と硫化銅(II) (CuS)ほかさまざまな組成比の化合物知られる

上位語

関連語

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