速度
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速度(そくど、英: velocity)は、単位時間当たりの物体の位置の変化量である(位置の時間微分[注釈 1])。
注釈
出典
- ^ 国際単位系(SI)第9版(2019)、p.108 表5
- ^ The International System of Units p.139、Table 5.、Derived quantityとして、「speed, velocity」とある。
- ^ 計量法 第2条第1項第1号
- ^ 計量単位令 別表第1、項番14。
- ^ Wilson, Edwin Bidwell (1901). Vector analysis: a text-book for the use of students of mathematics and physics, founded upon the lectures of J. Willard Gibbs. pp. 125
- ^ 英: instant velocity
- ^ 松岡隆, 佐伯昭彦, 秋田美代「小学校教員養成における教科専門科目「算数」の教材例 (数学教師に必要な数学能力とその育成法に関する研究)」『数理解析研究所講究録』第1867巻、京都大学数理解析研究所、2013年12月、89-97頁、CRID 1050564285761501056、hdl:2433/195410、ISSN 1880-2818“p.91(円グラフ様の図がある。”
瞬間速度
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 14:50 UTC 版)
平均速度を観測する際に、時間区分t2 -t1を十分小さくし 0 に近づけていくとき、各時点における速度とみなせるものが観測でき、これを時刻tにおける瞬間速度と呼ぶ。 時刻t、物体の座標xの変化量をそれぞれΔt , Δxとすると、瞬間速度vは、 v = lim Δ t → 0 Δ x Δ t ≡ d x d t {\displaystyle {\boldsymbol {v}}=\lim _{\Delta t\to 0}{\Delta {\boldsymbol {x}} \over \Delta t}\equiv {d{\boldsymbol {x}} \over dt}} と表される。 中辺は平均速度に対し時間区分の長さを 0 とする極限をとったものである。つまり物体の瞬間速度とは、その物体の位置座標を時間tの関数x (t )とみなしたとき、それを時間tについて微分したものである。 通常は、瞬間速度のことを指して単に速度と呼ぶことが多い。また例えば、瞬間速度の微分(すなわち速度変化の瞬間速度)として加速度を考えることができる。
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