しらじらしい
別表記:白々しい
「しらじらしい」とは、発言内容が本当のことではなかったり態度が本音ではなかったりして、しかもそれが見え透いているさま、を指す意味で用いられる表現である。主に「白々しい嘘」「白々しい態度」のような言い回しで用いられる。
現代においては、もっぱら、発言が嘘であったり本心からの言動ではないことが周囲から見てもわかる様子や知っていながら知らないふりをする様子を指す表現として用いられる。
「白」は色を表す言葉という認識が強いが、はっきりと明るく見える様子のことも指している。古くから古典文学などにおいても、たびたび夜が明けて明るくなっていく様を表す際などに使用されてきた。
「わざとらしい」は、言動が意図的な、いかにも意識しているかのような大げさで不自然な振る舞いをする様子を指す表現である。
「そらぞらしい」は、いかにもな嘘や真実味がない様子を指す表現である。「しらじらしい」と同様、嘘をついているさまを形容する表現として用いられるが、「そらぞらしい」は特に「内容に中身がない」さまを指す表現として用いられる。
・彼の誉め言葉は、誰に対しても同じようなことばかりでしらじらしく聞こえる。
・彼女は事前に知っていたはずなのに、初めて知ったというようなしらじらしい態度をとっている。
・彼のしらじらしい態度に呆れて言葉が出ない。
・昨日のことなのに覚えていないなんて、しらじらしいことを言わないで。
・責任を逃れるためとはいえ、よくもあのようなしらじらしいことが言えたものだ。
・目が合ったのに気付かなかっただなんて、しらじらしい人だ。
・しらじらしい言動ばかりするあの人に、私は良い印象がもてない。
・どうしてあの人は、あんなしらじらしい態度ばかりとるのだろう。
・この謝罪会見は、定型文のような発言ばかりで実にしらじらしい。
「しらじらしい」とは、発言内容が本当のことではなかったり態度が本音ではなかったりして、しかもそれが見え透いているさま、を指す意味で用いられる表現である。主に「白々しい嘘」「白々しい態度」のような言い回しで用いられる。
「しらじらしい」とは・「しらじらしい」の意味
「しらじらしい」は、漢字では「白々しい」と書き、根本的には「白いさま」「白く見えるさま」を強めて言う表現といえる。現代においては、もっぱら、発言が嘘であったり本心からの言動ではないことが周囲から見てもわかる様子や知っていながら知らないふりをする様子を指す表現として用いられる。
「白」は色を表す言葉という認識が強いが、はっきりと明るく見える様子のことも指している。古くから古典文学などにおいても、たびたび夜が明けて明るくなっていく様を表す際などに使用されてきた。
「しらじらしい」の類似表現
「しらじらしい」に似ている言葉として、「わざとらしい」や「そらぞらしい」などが挙げられる。「わざとらしい」は、言動が意図的な、いかにも意識しているかのような大げさで不自然な振る舞いをする様子を指す表現である。
「そらぞらしい」は、いかにもな嘘や真実味がない様子を指す表現である。「しらじらしい」と同様、嘘をついているさまを形容する表現として用いられるが、「そらぞらしい」は特に「内容に中身がない」さまを指す表現として用いられる。
「しらじらしい」の熟語・言い回し
白々しい態度とは
白々しい態度とは、嘘をついているような態度や知っていながらそれを隠し本心からではないような振る舞いをすること。例えばすでに知っている情報を教えられた場合に、相手に良く思われたい、その場を盛り上げたいというような理由からいかにも初めて聞いたというように振舞うことは白々しい態度といえる。そういった振る舞いが周囲から自分の利益や世間体のために行っているものであると捉えられてしまうと、ネガティブなニュアンスで白々しい態度といわれる場合がある。白々しい人とは
白々しい人とは、嘘をついているような態度や知っていながらそれを隠し本心からではないような振る舞いをする人のことを指す。本人にそのようなつもりがなくても、心にもないことをいう信用できない人物だという印象をもたれる場合がある。人間関係においてある程度の社交辞令は必要とされるが、本心からではない言動や知っていながら知らないように振舞うことばかりすることは、周囲にネガティブなイメージを与えることにもなりかねない。白々しい嘘とは
白々しい嘘とは、知っていながら知らないふりをしてやり過ごすことを指す。例えば何か追及を受けた場合に身に覚えがあっても、知らない、覚えていないと答えて責任を逃れようとするなど。「しらじらしい」の使い方・例文
「しらじらしい」は現代において主に使用される、発言が嘘であったり本心から言っているのではないことが周囲から見てもわかる様子や知っていながら知らないふりをする様子という意味の場合、以下のように使用される。・彼の誉め言葉は、誰に対しても同じようなことばかりでしらじらしく聞こえる。
・彼女は事前に知っていたはずなのに、初めて知ったというようなしらじらしい態度をとっている。
・彼のしらじらしい態度に呆れて言葉が出ない。
・昨日のことなのに覚えていないなんて、しらじらしいことを言わないで。
・責任を逃れるためとはいえ、よくもあのようなしらじらしいことが言えたものだ。
・目が合ったのに気付かなかっただなんて、しらじらしい人だ。
・しらじらしい言動ばかりするあの人に、私は良い印象がもてない。
・どうしてあの人は、あんなしらじらしい態度ばかりとるのだろう。
・この謝罪会見は、定型文のような発言ばかりで実にしらじらしい。
しらじら‐し・い【白白しい】
「白々しい」の例文・使い方・用例・文例
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