発注取消
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 18:45 UTC 版)
「Mitsubishi SpaceJet」の記事における「発注取消」の解説
ANIグループホールディングス:2011年(平成23年)6月16日、香港の航空機リース会社ANIグループホールディングスとの間での購入の覚書(正式契約ではない)締結を発表したがその後、契約に至らず解約となる。 イースタン航空:2014年(平成26年)7月14日、イースタン航空から確定20機,購入権20機に関する覚書が締結されたことが発表されたが2017年同社破綻後、一部事業譲渡されたスィフトエアがMRJ導入を明確にしていなかったが、2018年1月26日同年に入って規約取消になったと三菱航空機が発表した。 トランス・ステイツ航空:2009年(平成21年)10月2日には、日本国外の航空会社からの初受注となる米トランス・ステイツ航空との間での購入の覚書(正式契約ではない)締結を発表した。2011年(平成23年)2月1日には、正式契約を発表した。しかし、2019(令和元年)年10月31日、スコープ・クローズの規制緩和が見込めず、スペースジェットM90の開発遅延から契約解消となった。 受注年月日顧客名引渡し(予定)種類備考MRJ-70MRJ-90オプション購入権2011年6月17日 ANIグループホールディングス キャンセル (5)→(0) 了解覚書のみ締結→2013年5月9日に失効 2014年7月14日 イースタン航空 2019年 20 20 了解覚書のみ締結→2014年9月22日正式契約。一方で2017年破綻後、出資会社スィフトエアがMRJ導入に関し声明を出さず、代わりにボーイング737-800の増強を発表しているため、キャンセルされるとの見方があった。2018年1月26日、三菱航空機は、イースタン航空との間でMRJの契約がキャンセルになったことを明らかにした。 2010年10月2日 トランス・ステイツ航空 2018年以降 50 50 覚書のみ締結→2011年2月正式契約。当初、米国内地域ジェット運航規制(スコープ・クローズ)に抵触し、将来規制緩和を見込んだ契約であったが、規制緩和が見通せず、機体も製造できていないことから契約解消に至った。契約はMRJ-70への変更オプション付き契約だったがMRJ-70を引き継ぐM100への変更はM100製造前提となるM90開発遅延も影響し契約解除、再度協議しM100再受注を目指すとしている。
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