町田市民バス「まちっこ」
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「神奈川中央交通町田営業所」の記事における「町田市民バス「まちっこ」」の解説
町18:町田バスセンター → 第四小学校前 → 中町二丁目 → 町田市民病院 → 中町一丁目 → 原町田四丁目 → 町田ターミナル → 町田バスセンター(土曜・休日運休) 町28:町田ターミナル - 原町田四丁目 - 中町一丁目 - 町田市民病院 - 忠生公園前 - 市立室内プール - 常盤 - 小山小学校前 - 久保ヶ谷戸 - 相原 - 青少年センター入口(土曜・休日運休)(赤文字区間は急行運転) 1997年10月20日に運行開始したコミュニティバスである。町田市のコミュニティバスとしては初の路線で、2000年代に入ると2005年の玉川学園コミュニティバス(小田急バス町田営業所が受託)、2007年の町田市金森地区コミュニティバス「かわせみ号」(神奈川中央交通大和営業所が受託)が運行開始している。1990年代後半の開業は東京都多摩地域のコミュニティバスの中でも早期の開業で、武蔵村山市内循環バス・日野市ミニバス・武蔵野市ムーバスに続く4番目の開業となる。 町田市民バス「まちっこ」として町18「公共施設巡回ルート」、町28「相原ルート」の2路線が運行され、どちらも土曜・休日は運休となる。交通不便地域の解消と公共施設の利便性向上のために町田市が運行経費の不足分を補助しており、町田市の公式サイトでは「市民バス」として紹介されている。 町18「公共施設巡回ルート」は町田市中心部に点在する公共施設へのアクセス向上のために設定された路線で、町田バスセンターを起点とした片方向循環で運行される。元々は反時計回りで運行されており、2015年1月からは市役所閉庁時間帯の2便を除いて町田市役所の外周道路を周回し、市役所南に新設された「町田市役所南口」を経由していたが、2019年4月の経路変更で時計回りへ変更された。乗車区間によっては乗継券を受け取ることで、町田バスセンターを挟んだ乗車が可能である。町28「相原ルート」は町田市民病院 - 久保ヶ谷戸間が急行運転となり、忠生公園前・忠生三丁目・市立室内プール・桜橋・常盤・小山小学校前・片所・田端の各停留所に停車する。渋滞の激しい町田街道を長距離走行するため、定時運行が困難な場合がある。 「まちっこ」の運賃は市が運行補助していることから、町18「公共施設巡回ルート」が100円均一、町28「相原ルート」が対距離制で100円~300円と、一般路線バス(またはJR横浜線とバス)よりも安価な運賃に設定されている。そのためPASMO・Suicaなどの交通系ICカード、神奈川中央交通の各種割引乗車券(敬老定期券「かなちゃん手形」、環境定期券制度、一日フリー乗車券など)は使用できないが、東京都シルバーパスは利用できる。 2012年12月より、両系統とも町田市民病院正門停留所脇のスロープから病院玄関前へ新設されたロータリーへ乗り入れるようになり、市民病院正門の停留所は原則として通過となった。ただし停留所自体は撤去しておらず、車長が長くロータリー内に乗り入れることが出来ない一般車で代走する際は、これまで通り市民病院正門停留所を使用する。 2019年4月より、町18「公共施設巡回ルート」の経路変更に伴い、旭町交差点付近から町田市民病院の区間に「旭町」停留所(片方向のみ)が新設され、まちっこ「公共施設巡回ルート」「相原ルート」と町21が停車するようになった。
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