生活の党と山本太郎となかまたち時代 (2014-2016)
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「自由党 (日本 2016-)」の記事における「生活の党と山本太郎となかまたち時代 (2014-2016)」の解説
2015年1月27日に記者会見を行い、小沢一郎と山本太郎の2名が共同代表に就任すると発表した。法律では届け出る政党の名称や略称に代表者の氏名を類推させる表現の使用を禁じているが、総務省の届け出上は政党の代表者は小沢のみであるため、山本が共同代表を務める政党の名前に山本太郎が入っていても問題はない。国政選挙の比例では「山本太郎」という記載が有効票になる見込み。副代表には主浜了、谷亮子の2名が選任され、政策審議会長を山本が、選挙対策委員長を小沢が、幹事長と国会対策委員長を玉城が兼任することとなった。 2016年2月2日、国会内で両院議員総会を開き、1月末で代表任期満了となった小沢の無投票再選を決定した。山本との共同代表制は継続された。 2015年8月の平和安全法制審議以降、左派系野党による国会活動の協力(野党共闘、民共共闘)がすすめられ、生活の党も一角として加わる。2016年2月19日、民主党・維新の党・日本共産党・社会民主党との5党(民主・維新両党の合併によって2016年3月に誕生した民進党の結党後は4党)で平和安全法制の廃止や国政選挙での協力などを合意した。以降、8月までに大規模な選挙(2016年4月補選・参院選・東京都知事選)が連続して行われ、いずれも共産、社民、民進の各党との連携下による共闘が行われた。 7月10日実施の第24回参議院議員通常選挙では、野党4党間で参議院一人区の候補者調整が行われ、生活の党籍を持つ森と木戸口英司がそれぞれ新潟選挙区と岩手選挙区から統一候補として無所属で出馬した。一方、社民党とともに検討していた参議院比例区の統一名簿構想(「オリーブの木」構想)は民進党側が「時間的・物理的に困難」という理由で断ったため頓挫し、結局比例区には生活の党単独で5名の公認候補者を擁立した。結果、選挙区では森と木戸口がともに勝利、比例区では滑り込みで1議席を獲得(青木愛)し、木戸口が正式に入党したことにより所属国会議員5人(衆2・参3)となり、政党要件を維持した。7月26日には社民党との参議院統一会派「希望の会(生活・社民)」の結成を参議院事務局に届け出た(生活の党3人、社民党2人、森は会派入りせず)。 10月2日、小沢は記者会見で次の衆議院選挙に向けて党名や組織体制を見直し、「抜本的に党自体をリニューアルして再スタートする」旨を発表した。
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生活の党と山本太郎となかまたち時代 (2014-2016)
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「自由党 (日本 2016-2019)」の記事における「生活の党と山本太郎となかまたち時代 (2014-2016)」の解説
2015年1月27日に記者会見を行い、小沢一郎と山本太郎の2名が共同代表に就任すると発表した。法律では届け出る政党の名称や略称に代表者の氏名を類推させる表現の使用を禁じているが、総務省の届け出上は政党の代表者は小沢のみであるため、山本が共同代表を務める政党の名前に山本太郎が入っていても問題はない。国政選挙の比例では「山本太郎」という記載が有効票になる見込み。副代表には主浜了、谷亮子の2名が選任され、政策審議会長を山本が、選挙対策委員長を小沢が、幹事長と国会対策委員長を玉城が兼任することとなった。 2016年2月2日、国会内で両院議員総会を開き、1月末で代表任期満了となった小沢の無投票再選を決定した。山本との共同代表制は継続された。 2015年8月の平和安全法制審議以降、左派系野党による国会活動の協力(野党共闘、民共共闘)がすすめられ、生活の党と山本太郎となかまたちも一角として加わる。2016年2月19日、民主党・維新の党・日本共産党・社会民主党との5党(民主・維新両党の合併によって2016年3月に誕生した民進党の結党後は4党)で平和安全法制の廃止や国政選挙での協力などを合意した。以降、8月までに大規模な選挙(2016年4月補選・参院選・東京都知事選)が連続して行われ、いずれも共産、社民、民進の各党との連携下による共闘が行われた。 7月10日実施の第24回参議院議員通常選挙では、野党4党間で参議院一人区の候補者調整が行われ、生活の党と山本太郎となかまたち籍を持つ森と木戸口英司がそれぞれ新潟選挙区と岩手選挙区から統一候補として無所属で出馬した。一方、社民党とともに検討していた参議院比例区の統一名簿構想(「オリーブの木」構想)は民進党側が「時間的・物理的に困難」という理由で断ったため頓挫し、結局比例区には生活の党と山本太郎となかまたち単独で5名の公認候補者を擁立した。結果、選挙区では森と木戸口がともに勝利、比例区では滑り込みで1議席を獲得(青木愛)し、木戸口が正式に入党したことにより所属国会議員6人(衆2・参4)となり、政党要件を維持した。7月26日には社民党との参議院統一会派「希望の会(生活・社民)」の結成を参議院事務局に届け出た(生活の党と山本太郎となかまたち3人、社民党2人、森は会派入りせず)。 10月2日、小沢は記者会見で次の衆議院選挙に向けて党名や組織体制を見直し、「抜本的に党自体をリニューアルして再スタートする」旨を発表した。
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