現在のグレイスランド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/20 14:58 UTC 版)
「グレイスランド」の記事における「現在のグレイスランド」の解説
2005年8月上旬、リサ・マリー・プレスリーは、彼女の父の遺産のビジネス部分の85%を売却した。 彼女はその中で見つかった財産の大半と同様、グレイスランドの資産価値自体は保持し、エンターテイメント会社であるCKX社にグレイスランドのマネージメントを委託し、テレビ番組の『アメリカン・アイドル』の制作者となった。 2006年2月、CKX会長ボブ・シラーマンはグレイスランドをディズニー・ランドまたはユニバーサル・スタジオのような国際的な観光テーマパークに変える計画を発表した。邸宅地域を整備し、1年につき60万人の訪問客を2倍どころか3倍以上の約200万にした。シラーマンの最終目的は、訪問客により多くの時間とお金を使ってもらうため「完全なファンとしての経験」ができるようにすることである。同社は最近フロリダのオーランドを本拠地とするディズニー・イマジニアリングの新しいCEOに名前を挙げられたボブ・ワイスと共に、メンフィスの経済的に空洞化した地域にあるグレイスランド周辺の観光地を改善するため。また、歴史的邸宅保つため尽力している。グレイスランドは公式に、イースト・ブルックス通りからイースト・シェルビー通りまでずっとエルビス・プレスリー大通りに沿って3マイルの細長い土地を美しいエンターテイメント地区に変えた。EPEは大邸宅の周りの北から南まで120エーカー以上の店舗や家屋、アパート、自動車ディーラー、お土産店、普通の家さえも全て買い取り土地を作った。 投資家と開発者と話を進めていたシラーマンは、2億5000万ドルから5億ドルの間でグレイスランド周辺一帯を再開発する予定である。彼の計画には、500室以上の客室とコンベンション・センターを備えた新しい高級ホテル、ライブ・コンサートのための円形劇場、レストラン、売店、さらに新しい8万平方フィートのビジター・センター、グレイスランドの邸宅に隣接した博物館などがある。2009年にはプロジェクトを開始する目標日時を設定されたが、まずメンフィス市議会に承認されなければならない。 2005年に訪問客が約70万人に増大するまで、アメリカ同時多発テロ事件の際のアメリカ旅行へのマイナス・イメージのために一時的にグレイスランドの訪問客は約60万人まで減少したと言われている。
※この「現在のグレイスランド」の解説は、「グレイスランド」の解説の一部です。
「現在のグレイスランド」を含む「グレイスランド」の記事については、「グレイスランド」の概要を参照ください。
- 現在のグレイスランドのページへのリンク