げんじょう〔ゲンジヤウ〕【玄上/玄象】
けんじょう〔ケンジヤウ〕【絃上/玄象】
絃上
(玄象 から転送)
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絃上(げんじょう/けんじょう)とは、 村上天皇遺愛の琵琶の名器。その後中世ごろから剣璽と並ぶ皇位継承を象徴する品物(累代御物)として、宮中において重く扱われ、皇室第一の宝物とされた。一説に玄象・玄上とも書き、また玄象は仁明天皇遺愛の琵琶、絃上は村上天皇の御物にして両者は別であるともする(醍醐天皇の御物とする説もある)。
- ^ 豊永聡美「累代御物の楽器と道長」(初出:『日本歴史』672号(2004年)/改題所収:豊永「累代御物の楽器」『中世の天皇と音楽』(吉川弘文館、2006年) ISBN 4-642-02860-9 P271-295)
- ^ 豊永聡美「後鳥羽院と音楽」(初出:五味文彦 編『芸能の中世』(吉川弘文館、2000年)/改題所収:豊永「後鳥羽天皇と音楽」『中世の天皇と音楽』(吉川弘文館、2006年) ISBN 4-642-02860-9 P63-66)
- ^ 豊永聡美「二条定輔考」(初出:『東京音楽大学研究紀要』15(1991年)/改題所収:「藤原定輔」豊永『中世の天皇と音楽』(吉川弘文館、2006年) ISBN 4-642-02860-9 P238
- ^ 豊永聡美「大覚寺統の天皇と音楽」『中世の天皇と音楽』(吉川弘文館、2006年) ISBN 4-642-02860-9 P82-84
- ^ 豊永聡美「後醍醐天皇と音楽」『中世の天皇と音楽』(吉川弘文館、2006年) ISBN 4-642-02860-9 P107-108
- 1 絃上とは
- 2 絃上の概要
玄象(げんじょう)
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「陰陽師 (漫画)」の記事における「玄象(げんじょう)」の解説
唐から伝来した稀代の名器と呼ばれる琵琶。唐の琵琶博士・廉承武(れんしょうぶ)が弟子の藤原貞敏に給えた。作者である漢多太の霊によって盗まれ、羅城門の楼上にて奏でられる。その幽玄な音色は内裏にまで響く。内裏に戻されてからは、奏者の腕前が拙いと腹を立てて鳴らなかったり、火災の際には自然と庭に避難していたりと「生きたる者の様にぞ有る」と語り伝えられた。
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玄象(げんしょう)
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「BASARAの登場人物」の記事における「玄象(げんしょう)」の解説
外伝・KATANAの主人公。初代・白虎の刀の持ち主。18歳。仲間思いで心優しく、行動力に溢れ、リーダー格として仲間を引っ張っていた。自身も呪われた子と呼ばれていたため、似た境遇のタラに同情し面倒を見ることになる。雪子という幼馴染の恋人がいる。最期は王国軍に追い詰められた仲間を逃がすべくタラと共に敵陣に向かい討ち死にする。
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