狐塚の棚田(松之山町)
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出展:日本の棚田百選 |
基 礎 諸 元 | 平均勾配 | 団地面積 |
1/5~1/6 | 19ha |
維持・保全・利活用状況 |
かんぱい用水管理と合わせ、農作業を共同化し棚田を維持管理している。 標高550m~630mと高冷地にあるため、県の推奨品種「なごりゆき」・「はなの舞」等を作付けるなど、食味ブランド化に取り組んでいる。また赤トンボやほたる等の生息に配慮し、畦畔や水田除草剤の使用を極力おさえている。 |
推薦項目 | 国土保全 景観 |
推薦理由 | 国土保全:林野庁地滑り指定地であり、畦畔や用水路の保全に傾注し万全を期している。 景観:階段状に重なり合う田園風景美となっている。 |
棚 田 の 概 況 | 枚 数 | 84 枚 | 水 源 | ため池 |
事業導入 | 有 | 法面構造 | 土羽 | |
開発起源 | 近世(戦国~江戸時代)及び(昭和57年~62年) |
営 農 の 状 況 | 対象農家数 | 27 戸 | 10a当収量 | 420 kg/10a |
戸当り営農規模 | 0.3 ha/戸 3 枚/戸 | |||
高付加価値農業 | 畦畔及び水田の除草剤の使用を極力おさえ、草刈り・中耕除草の実施等で減農薬化を図っている。 |
特記事項の有無 | 狐塚地区は、昭和53年より平成2年にわたって事業実施した「松里かんぱい事業」の受益地区であり、また昭和57年から昭和62年度に団体地滑り関連事業により、圃場整備を行った。 多額の工事費を要したため返済金も多く、現在懸命に集落ぐるみで営農計画をたてて、地区農業を真剣に取り組んでいます。地滑りで悩まされた耕地条件が改善緩和され、かんぱい用水も確保され、良質米の産地となっている。 |
(注:この情報は平成11年のものです)
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